話題を席巻したテレビアニメシリーズ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期が待望のノベライズ化! 手掛けるのは“妖怪の専門家”峰守ひろかず!

文芸・カルチャー

公開日:2022/9/17

ゲゲゲの鬼太郎(1)妖怪が目覚めた日
ゲゲゲの鬼太郎(1)妖怪が目覚めた日』(原作:水木しげる、文:峰守ひろかず/ポプラ社)©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション

 ポプラ社の児童向け文庫レーベル「キミノベル」から、大人気テレビアニメシリーズ「ゲゲゲの鬼太郎」(第6期)のノベライズが発売。アニメ第6期のノベライズということで、ネット上では大きな注目を集めているようだ。

 ノベライズを担当するのは、『絶対城先輩の妖怪学講座』『金沢古妖具屋くらがり堂』『お世話になっております。陰陽課です』などでお馴染みの小説家・峰守ひろかず。これまで数多くの妖怪モノ作品を手掛けており、まさに「ゲゲゲの鬼太郎」のノベライズ化にはうってつけの人物である。

 今回はアニメの第1話「妖怪が目覚めた日」、第2話「戦慄!見上げ入道」、第3話「たんたん坊の妖怪城」の3編を収録。見どころは、舞台がインターネットやSNS、スマートフォンの普及により、妖怪を含む「見えないもの」を信じられなくなった人間が増えた現代社会であるということ。

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 奇妙で説明のつかない現象が世間をにぎわせ、根拠のないうわさやでたらめな情報に、大人たちはとまどうばかり。そんな状況をなんとかしようと「妖怪ポスト」に手紙を出した13歳の犬山まなの前に、ゲゲゲの鬼太郎がやってくる…。21世紀の世相を反映したような人間の心の闇にスポットを当てつつ、「ゲゲゲの鬼太郎」の普遍的な魅力を丁寧に描いた一冊だ。

 購入者からは、「ノベライズを担当するのは峰守ひろかず先生! この人は妖怪の専門家です。これってスゴいことだよ!」「鬼太郎ノベライズ、アニメに忠実な作りなのに完全に峰守作品の味がする」「細かい心理描写などが追加されてて新鮮な気持ちで読めました。面白い!」といった声が。

 妖怪の専門家と評される峰守が手掛けたノベライズ版『ゲゲゲの鬼太郎(1)妖怪が目覚めた日』。すでに第2巻の発売も決定しているので、この機会にぜひチェックしてみよう。

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