転落死=“恋に落ちた”原因を探してほしい!? クール男子のド直球愛情表現でときめきを補給!まんがで読む『マリ×トラ事件ファイル』

文芸・カルチャー

PR公開日:2022/11/5

マリ×トラ事件ファイル
マリ×トラ事件ファイル(1)届いた依頼はラブレター!?』(著:花井有人、イラスト:葛西尚/ポプラ社)

 第1回「ポプラキミノベル小説大賞」の大賞受賞作として、子どもはもちろん大人からも大きな注目を集める児童書『マリ×トラ事件ファイル(1)届いた依頼はラブレター!?』。2022年9月14日(水)に発売されて以来、探偵アニメオタクとクール男子が紡ぐ“ナゾトキ×ジェットコースターラブ”に多くの人が胸をときめかせている。

 主人公の真理は、探偵アニメオタクの中学2年生。唯一の部員として「探偵部」の活動に没頭していたある日のこと、彼女のもとに「転落死の原因を探してほしい」と1件の依頼メールが届く。送り主は、学年イチ頭がいい男子・虎。聞けば転落死というのは“恋に落ちた”という意味で、しかも虎が恋に落ちた相手とは真理のことだった。

「こ、こんな変人、好きになるってどういうこと!?」と困惑しながらも、探偵部史上最難関の事件に取り組んでいく真理。全く接点のなかった虎はなぜ真理を好きになったのか、本人たちすら身に覚えのない“転落死の真相”とは――!?

advertisement

 同書を手がける花井氏といえば『イケメン貧乏神と同居はじめました!』や『ガリベン魔女と高嶺の騎士』などを代表作に持つ作家で、これまでも“同居もの×あやかしもの”、“女子力皆無魔女×高嶺のイケメン騎士”といった奇跡のマリアージュを成し遂げたきた。そして今回の新シリーズでは“ナゾトキ×ジェットコースターラブ”を掲げ、恋に落ちた原因を当人たちが暴くという斬新なストーリー設定を投下。ジェットコースターのようなドキドキの展開と、先の読めない展開で読者たちを“花井ワールド”へと引き込んでいく。

 特に作中で見せる虎の言動には多くの人がキュンキュンしているようで、ネット上には「普段無表情なくせに、時々ズキュンな台詞を吐く虎君がズルい」「クール男子のドストレートな愛情表現はマジで心臓に悪い(誉め言葉)」などのコメントが後を絶たない。

 ちなみに「内田もよ」名義でも活躍する漫画家・お肉おいしい氏(@029_umai)も、虎の愛情表現に胸をときめかせた一人。10月26日(水)には自身のTwitterで『マリ×トラ事件ファイル』の紹介マンガを公開しており、物語や登場人物たちの魅力を分かりやすくまとめている。これを読めば、ますます同書を手に取らずにはいられなくなってしまうだろう。

マリ×トラ事件ファイル

マリ×トラ事件ファイル

マリ×トラ事件ファイル

マリ×トラ事件ファイル

 普通じゃない恋物語でときめきを補給したい方は、ぜひ同書を手に取ってみてほしい。