「理想の比率」に合わせるだけ! 加齢による変化やコンプレックスも克服できる「骨格補正メイク」とは?

健康・美容

公開日:2022/12/21

 まぶたのたるみ、目尻のシワ、間延びした鼻下、下がりきった口角…。鏡を見るたびコンプレックスが増えてしまい、どうにも自信が持てない。メイクで少しでも隠せたらと思うが、上手くいかず、悩んでいるという人は少なくなさそうだ。

 そんな人にオススメしたいのが、「骨格補正メイク」だ。「骨格補正メイク」とは、自分の顔やパーツの比率を測定・数値化し、誰が見ても美しいと感じる理想の比率(=黄金比)との差をメイクで埋めていくというメイクメソッド。『骨格補正メイク 「顔の比率」を描き変えて、一生美人!』(主婦の友社)では、このメソッドによって、1000人以上の女性の“きれい”をサポートしてきたという池田曜央子さんが、誰でも取り入れられる「骨格補正メイク」の方法を解説してくれる。センスは不要。理論通りにメイクするだけで、誰でも理想の顔を目指すことができそうだ。

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骨格補正メイク 「顔の比率」を描き変えて、一生美人! p.6-7

骨格補正メイク 「顔の比率」を描き変えて、一生美人! p.14-15

骨格補正メイク 「顔の比率」を描き変えて、一生美人! p.16-17

 本書の中には「骨格補正メイク」を体験した方々のメイク前後の写真がいくつか掲載されているが、その変貌ぶりには驚かされる。みんな上品で洗練された姿に変身。ナチュラルなメイクなのに好印象でトレンド感もある。池田さんによれば「骨格補正メイク」で特に描き変えるのは、目、眉、鼻、髪、肌の5箇所。これらは特に年齢が出やすい部分だから、テコ入れした時に変化がわかりやすく、手軽に若見せを実現することができるそうだ。目は楕円、眉は平行眉、鼻の下は短く、髪と顔は卵型、肌は骨感のない肌に。——そう聞くと、「なんだか難しそう」と思う人もいるかもしれないが、池田さんはそれぞれのパーツの描き方を、タイプ別にわかりやすく教えてくれる。

骨格補正メイク 「顔の比率」を描き変えて、一生美人! p.56-57

 特に気になったのは、眉メイクのページ。眉の位置や形は、まぶたのたるみや目を開閉する時のクセで変化しがち。年齢を重ねるほど、眉の左右差が目立つようになり、メイクの難易度が上がるというが、それを痛感している人は少なくないはず。池田さんによれば、まずはこの左右差を整えるために、眉頭をそろえることが大切だという。アイブロウブラシにパウダーをとり、外側に80度に傾けながら眉頭の位置を決めて全体を描き始めると、左右対称に描きやすくなる。「目の縦幅」と「眉の一番低い部分~上まぶたの一番高い部分の間隔」は1:1になるのが理想のバランス。眉と目が離れている人は、眉下をメイクで太く描き足し、間隔を近づけ、一方で、目と眉が近い人は、眉の上ラインを描き足していく。「目の縦幅」を1とした時、「眉の太さ」は0.8が理想。「太すぎでは?」と感じる人もいるかもしれないが、今流行りの「太め・平行眉」こそが大人の女性がめざすべきお手本眉。眉は太めのほうが顔にメリハリが出て小顔効果もあり、美人に見えるのだそうだ。

 他のパーツも同様。自分の顔のバランスをチェックした上で、補正すべきところを正していくから、自分に本当に合うメイク法がわかってくる。ごく一般的なプチプラのアイテムで十分補正できるというから嬉しい。この本なら、加齢による変化やコンプレックスも克服できそう。「最近自分の顔に自信が持てない…」という人、必読。あなたもこの本を参考に、「骨格補正メイク」に挑戦してみては?

文=アサトーミナミ

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