「イケメンになるために『素材』は関係ない」“イケメン製造機”ヘアメイク荒木尚子さんが、門外不出のテクを明かす!

健康・美容

公開日:2023/1/13

 年末年始の休み明け、鏡に映る自分の顔が、なんだかぼんやりしている気がする……ご馳走を食べすぎたからか、生活リズムが崩れて寝不足だからか、はたまた年齢のせいなのか。それさえわからないという男性諸氏の、救世主となる書籍が刊行された。『男のロジカル美容75 「見た目」に絶対的な差がつく』(主婦の友社)だ。

 著者の荒木尚子さんは、主に男性ミュージシャンやアーティストのライブ、撮影の仕事に携わるヘア&メイクアーティスト。トップアーティストから絶大な信頼を集め、「イケメン製造機」の二つ名を持つ彼女が本書中で訴えるのは、「イケメンになるために『素材』は関係ない」ということ。効率的に結果を出す知識を得て、日々実践していけば、顔の造形も年齢も関係なくイケメンに近づけるという。

advertisement

男のロジカル美容75 「見た目」に絶対的な差がつく P16-17

 たとえば、顔の印象の8割を決めるとも言われる「眉」。荒木さんがそのお手入れに推奨する道具はなんと、歯間ブラシだ。ドラッグストアでも簡単に手に入る上に、お手入れ方法も技術不要で実に簡単。眉の上下からとかすだけで眉に「芯」ができ、「3秒でイケメンの眉になる」ことが可能なのだ。

男のロジカル美容75 「見た目」に絶対的な差がつく P54-55

男のロジカル美容75 「見た目」に絶対的な差がつく P62-63

 本書ではほかにも、「90%の男性はワックスのつけ方を間違っている」「きれいな男にはアゴがある。まずやるべきはマッサージ」「中年太りは『シェーディング』で引き締められる」「1本でオジサン化する『鼻毛』『耳毛』を40代からは自覚する」など、眉や髪、肌のお手入れからバレないメンズメイクの方法まで、「見た目」に効くテクニックが惜しげもなく紹介されている。

 なかでもとくに注目すべきは、「ほぼ100%の男性が、別人のようにイケメン度が上がる」という“イケメンスイッチ”を入れるために不可欠な、「自己プロデュース」のパートかもしれない。

 イケメンは生まれたときからイケメンだから、美容を頑張れば効果もあるけれど、自分がやってもムダなんじゃないか、と思う男性も多いかもしれません。でも実は、私がヘア&メイクを担当させていただいてきたイケメンたちの中には、デビュー当時はごく普通の男性だった、という方も少なくないのです。どんどんイケメンになっていくメンズは、客観的な判断やアドバイスを柔軟に受け入れていく方が多いですね。(中略)
 この本を読んでくださっている方も、「これは自分には不要」「自分には無理」と最初にジャッジせず、何かひとつでもトライしてみてください。「自分はイケメンじゃないから美容なんて必要ない」という思い込みを捨てることがいちばん重要です。

 本書には、荒木さんが担当するアーティストからのスペシャルコメントも収録されている。HYDE(L’Arc~en~Ciel/THE LAST ROCKSTARS)  Ken(L’Arc~en~Ciel) TETSUYA(L’Arc~en~Ciel) yukihiro (L’Arc~en~Ciel/ACID ANDROID/Petit Brabancon) RYUICHI(LUNA SEA)  SUGIZO(LUNA SEA/X JAPAN/THE LAST ROCKSTARS/SHAG)

 週明け、「あれ、なんだかイイ感じ?」と周囲に思わせるチャンス。ヘア&メイクの荒木尚子さんが明かす、お金もかからずバレない「イケメン製造テク」で、人生好転のきっかけをつかんでみては?

文=三田ゆき

あわせて読みたい