江戸の商店街と仇討ちの意外な顛末は…。人の繋がりを描く直木賞候補作

小説・エッセイ

2013/1/25

風待ち小路とは、参詣客で賑わう芝神明社にほど近い横町の通称。小規模な商店街のようなものだと考えればいい。本書はまず、この風待ち小路にある3つの店の話が連作短編として紹介される。絵双紙屋(今でいう書店)、生薬屋(薬局)、洗濯屋(クリーニング店)だ。 ここで展開されるのはまさにお仕事小説。絵双紙屋は人気作を平台にならべ、... 続きを読む