騙し騙され乱されて…伝説のキャバ嬢・立花胡桃の欲望渦巻く8年間!

小説・エッセイ

2013/2/16

ユダ〈上〉―伝説のキャバ嬢「胡桃」、掟破りの8年間

ハード : Windows/Mac/iPhone/iPad/Android/Reader 発売元 : 幻冬舎
ジャンル:小説・エッセイ 購入元:紀伊國屋書店Kinoppy
著者名:立花胡桃 価格:615円

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ごく普通の女の子・中田絵里香は、ある出来事をキッカケに「金」と「男」に復讐したいと思うようになる。そんな中、街でキャバ嬢のキャッチにあい1日体験入店をする。気まぐれで働いてみたものの「お疲れ様!」と店長から手渡されたお金は4時間で2万円。それまで時給800円で働いていた絵里香は、なんの迷いもなく夜の仕事に足を踏み入れる…。金、男、イジメ、嫉妬…人間の黒い欲望に翻弄されながらも伝説のキャバ嬢・立花胡桃へと成長していく姿に、読む手が止まらなくなる1冊です。なんといっても…続きが気になる…!!!!

 

日常生活では味わえないドキドキ感に、読む手が止まりませんでした。しかも、上巻を読んだら必ず下巻が読みたくなる終わり方になっていて、思わず下巻を購入(笑)。内容が濃厚な分、文章がさらっとしているので、電子書籍で読むのにオススメの書籍だと思います。

私の中での読みどころは、どんなこともお金に変えてしまう処世術。たとえばイジメ。入店してからすぐにNo.1となった胡桃は、同じ店のキャバ嬢からひどいイジメを受けます。必死に耐えていると、店長がイジメをなくすコツを胡桃にこっそり伝授。胡桃は店長のアドバイス通り、わざとイジメをお客さんに相談し、「頼れる人はあなたしかいない」「二人だけの秘密」と言ってどんどん男性のココロを取り込んでいきます。最終的には、イジメ側のうわさがお客に広がり、いられなくなって店をやめ、残った胡桃には不動の地位が。ピンチをお金に変えていく方法に、考え方次第でチャンスって生まれるんだな…と学ぶところもあり、何かを得た感覚になりました。

2月についに映画公開もされ、ノリに乗っている本書。刺激がほしい方、映画を見ようか悩んでいる方はぜひ読んでみてください!


初めてキャバ嬢になる絵里香

悪女に変わってく絵里香

危ない彼氏に翻弄される絵里香