「僕と結婚してください」…イケメン神父から、まさかのプロポーズ！？

この世界には、普通の人には見えないモノやセカイを見ることのできる人がいると言う。果たして、その見えるモノやセカイというものは、一体どんなものなんだろうか…？ 良いものなのか、悪いものなのか…私達には想像することしかできません。一度そういう“モノ”を見てみたいなぁと思う、ルナルーチェの葉菜とちまみでお送りいたします。

【葉菜】ルナルーチェ内一の恐がりなのに、霊感が欲しい葉菜です、皆さんこんにちはー！

【ちまみ】怖いもの見たさって奴ね。ちょっと分かるー。でも実際霊感があったら色々と大変だと思うよ〜？　この作品の主人公である刻子ちゃんみたいに！

【葉菜】まあ確かに…と思いつつ、この作品のあらすじをご紹介。母方の血筋から、小さい頃より霊感がある女子高生、刻子。そんな普通の人には見えないモノが見える彼女は、ある時ひょんなことから生放送のオカルト番組に出演することになってしまう。すると、その番組に金髪長身のイケメン神父が現れ、刻子を見るなり「僕と結婚してください」といきなり求婚してきて…？！

【ちまみ】この作品のなにがいいって、このイケメン神父のジャンよね！　物腰柔らかな雰囲気と、まっすぐに刻子に好意を伝えてくるところに、大型犬みたいな魅力があるっていうか…。あっ、でもライバル役の雅くんも捨てがたい！ 幼なじみで３歳年下、だけど刻子のことが昔から好きで一生懸命頑張っているところが小型犬っぽくて…。くうっ、刻子ちゃんがうらやましい！

【葉菜】ちょ、ちまみさんストーリーのこと全然触れてない…！ まあ私も、刻子にだけ見えるモノ、“ヒトカタ”さん達の可愛さに胸キュンでしたけどね。それがなにかは分からないけど、まるで子どものように純粋で真っ白。故に染まりやすく、黒くなって悪いものになってしまうこともある…。モノを全てひっくるめて「悪魔」とするエクソシストのジャンと、モノにはよいものと悪いものがあるんだとする刻子の対峙するシーンには緊張が走りました。…それ以上にやっぱりヒトカタさん達が無邪気に刻子に戯れる姿に心が…っ！

【ちまみ】葉菜ちゃんだって、なんか話ズレてる！ でも、温かい日常と、そこに潜む闇との戦いと、読み応えたっぷりの作品だったねー。どうやら紙の本では続編が出てるみたいだし、パピレスさん、早く続きを電子化してくださーい！

【葉菜】神父と霊感体質の女子高生が送る日常的お祓い生活をぜひご堪能あれ！