伝説のシリーズが電子書籍で復活! まずは「インスタントラーメンのひみつ」から!

公開日:2011/9/14

学研電子ストア

ハード : iPad 発売元 : BOOK BEYOND Co.
ジャンル: 購入元:AppStore
著者名: 価格:0円

※最新の価格はストアでご確認ください。

学研まんがでよくわかるシリーズ48 インスタントラーメンのひみつ
構成:望月恭子 漫画:田中久志/学研パブリッシング

昭和30~40年代に生まれた人たちならば必ず知っていることと思う。
「学習マンガの帝王」(?)の異名を欲しいままにし、子供たちばかりか教育熱心な親たちまでもを魅了、百科事典なみの通巻数を記録した、”学研まんが・ひみつシリーズ”。この”ひみつシリーズ”が、学研電子ストアで電子書籍として復活。あまりの懐かしさに1冊購入してみることにした。

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「インスタントラーメンのひみつ」。
…いやまぁ、シュールな題材のひみつシリーズは、旧シリーズにもたくさん存在したことは間違いない。「地球のひみつ」「宇宙のひみつ」「イヌのひみつ」などのザ・学習マンガ的な本がほとんどだったのだけど、「忍術・手品のひみつ」やら、「カブトムシ・クワガタのひみつ」など、若干なんだかなぁ、と思わざるを得ない本もあった。

ただ、そういう本ほど面白かったりするところが学研まんがの魔力。すっかり童心に戻って、インスタントラーメンのひみつを紐解いてみた。

作画は田中久志。Dr.スランプ時代に鳥山明のアシスタントを務め、ジャンプ本誌でも「CAN☆キャンえぶりでい」などの連載を持っていた意外な大物。親しみやすい絵柄に加えてコマ割りなどのテンポが良く、スルスルと入って来る。

内容も、さすが学研まんが! という解りやすさで、インスタントラーメンの現状と歴史、製造工程までが一目瞭然。世界各国のインスタントラーメン年間消費量など、トピックスの取り上げ方も秀逸。中国が451億7千万食でダントツなのは予想出来たのだが、2位が51億食の日本ではない、というのはビックリ。ちなみに2位はインドネシアの137億食。コレは何かの話のタネになりそうだ♪

ということで内容に関しては全く文句無いのだけど、学研電子ストアのシステムにはちょっと厳しい部分が。インターネット接続が前提であり、ページ操作をするたびに読み込みが発生するのはいただけない。一括ダウンロードがあれば便利なのだけど、せめて数十ページ分は一括読み込み出来る仕様に改善して欲しい。

学研電子ストアには、ひみつシリーズを始めとする暇つぶしに最適なコンテンツが多々。
いつでもどこでも読める状態にしてくれれば、もっと利用率上がりそうなので。

iPad見開き状態でのカラーページ表示、色使いはまさに学研まんが!

モノクロページは読み込み時間が半分程で済むのだが…

冒頭「世界各国のインスタントラーメン年間消費量」、世界のインスタントラーメン事情が一目瞭然

企画ページではインスタントラーメンに関するTips満載、欄外の「まめちしき」も一読の価値あり

設定メニューからサムネイルをタップするとiPhone/カバーフローのような表示に!

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