性被害、女性軽視、ルッキズム。あらゆる「わたし」が直面する生きづらさを露わにし、私小説の領域にも踏み込んだ西加奈子が織り上げる8つの物語『わたしに会いたい』

レビュー

西加奈子さんの小説の魅力は、到底一言で言い表せるものではない。ただ、強いて1つ挙げるとするなら、「容赦のなさ」が抜きん出ている。本来であれば隠しておきたい本音、薄めて誤魔化したい現実。そういうものを、…

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