とりとめない記憶を艶めかしくさえある長文でつづる芥川賞作

レビュー

タイトルが魅力的だ。「海老珊瑚」。じゃないと思う、少なくともそんな自堕落な洒落では。『abさんご』。なんのことだかよく分からない。分からないけどなにかの空気がある。だいたいタイトルなんかどうでもいいも…

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