私が私であることを脅かす、記憶をめぐる最恐ホラー短編集

小説・エッセイ

2011/9/15

82年制作の映画「ブレードランナー」は、都市論や物語論などに多くの革新的イメージを与えたものだが、人間てのは記憶のことだというまったく新しい人間観も作り出してしまった。当時の人たちにとってこれは衝撃的だった。我々人間は、自分という確かな個を持っていて、個人として現実の中に生きているのだという考え方があらゆることの根底... 続きを読む