何があっても2人で解決をする、それが結婚というもの

小説・エッセイ

2013/3/8

花嫁になれる日

ハード : Windows/Mac/iPhone/iPad/Android/Reader 発売元 : ハーレクイン
ジャンル:小説・エッセイ 購入元:紀伊國屋書店Kinoppy
著者名:ダイアナ・パーマー 価格:648円

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普段あまり読まない英国原作の物語です。単純に『花嫁になれる日』というタイトルに惹かれた事がキッカケで読み始めました。笑

前述の通り、普段このような英国の作品を日本語に略したものを読まない為か、初めは英国特有の進みに付いて行くことが出来ず、読み終わるまでに時間が掛かかってしまいましたが、まるで演劇をしているかのような躍動感溢れるやり取りやリアル感に、何度も何度も読み返したりして、映画やドラマの台本を読む感覚で楽しんでしまいました。

物語はセオドアという男性とジリアンという女性を中心に繰り広げられていくのですが、2人の言葉の掛け合いが物凄くチャーミングだったり、セオドアの言動の数々がどれも日本人離れした“特有”のものばかりで、頭の中では理解出来ていたり、想像出来ているものの…、ついついこそばゆくなったり、心踊らされたりして、終始とてもエキサイティングでした!

「あなたとは絶対に結婚はしない!」というジリアンと、「君は僕と結婚する」というセオドアに対し、普通なら「この先どうなるのだろう?」とか「どんな結末なのだろう?」 という風に物語を楽しんだりしますが、この2人にかかれば、物語を読んでいる間は後先を考えてなかったなと、読み終えたあとに気づくのでした。それはもう初めての読後感でした!

そしてジリアンが頑なに「結婚しない」としていた理由をセオドアにバレそうになっては、あれだけコミカルな会話を繰り広げていく2人が、黙り込み、そして考え込む姿に切なくなりました。

だからこそそんなジリアンの心がセオドアによって解かれていく様や秘密を打ち明けていく姿がとても見ものです。そして女子なら誰もが憧れるようなシチュエーションや甘い台詞ばかりです! ぜひ!


1番好きなジリアンとセオドアのやり取り

『』の後に、彼はにっこりした。とかジリアンは目をそらした。などの表現があり、台本を読んでいるようというのは、こういうところに心情が含まれているからのように思います

2人がこんな会話を繰り広げているのだと思うと、思わずクスッと笑ってしまいますね。この場面のセオドアの『僕もだ』が妙に好きでした!