自分史上最高の美人に見せるテクとは?

更新日:2013/3/14

読むだけで思わず二度見される美人になれる

ハード : Windows/Mac/iPhone/iPad/Android/Reader 発売元 : 中経出版
ジャンル:趣味・実用・カルチャー 購入元:紀伊國屋書店Kinoppy
著者名:神崎恵 価格:1,100円

※最新の価格はストアでご確認ください。

正直に告白します。これまでに女性向けの肌の手入れや美容法の本は読んだことがあっても「美人になるため」のマニュアル本というのは読んだことがありませんでした。それは「読む必要がなかったから」だったらよかったのですが、悲しいかなそうではなく、恥ずかしながら単純に視界に入ってこなかったからなのです。

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ですが、この1冊! 『思わず二度見される 美人になれる』ですよ! これはタイトル勝ち! ぎょぎょっとします。それぐらい女性の深層心理にがっつり食い込んでくるタイトルに「美」への執念がひしひしと伝わってきます。

内容も、相当にヘビー。最初はへーそーなんだーぐらいに読み流していましたが、読み進めるうちに日々どれくらい自分の「きれい」に全く無関心であったか、どれほど「きれいに見せるテク」に関して無頓着であったか、人から見たら自分はどうか、ということを痛感させられます。

第一歩には自分の姿形について客観的になること。汝自らを知ることから綺麗が始まるわけで。著者はあらゆる角度から女性を分解。「きれい」の理由を探してゆきます。

「そんなに気をつけてなんかられないよ!」とギブアップの後半、それでも続く美への教訓に、著者の並々ならぬ執念が。1日10回は鏡を見る。肌や髪の手入れだけではなく、ドレッサー回りのアイテムに気を使うことで、「乙女心」を上げるとか。部屋に花を飾ると必ず美人になる、とも。

まったく違う世界にいた自分を猛省させられる1冊。千里の道も一歩から。人生半分まで来て気づいたのは幸か不幸か。まずは小さな一歩から実践あるのみです。


髪の毛のアレンジなどは当然の心得として

ところどころのイメージカットもかわいらしく

鏡も1日10回は見る。見方のチェックポイントも

こういう扉も秘密のレッスン感を盛り上げ