ヘビーな家族劇。歪んだ愛のもとで育つ子供たちは….

小説・エッセイ

2013/4/2

三浦氏の描く家族像はいつでもはっきりとしたキャラクターとその役割がまかされていて、字を追いながらもテレビドラマを見るよう。物語を間近に感じるのも、家族の細かな会話や挿話に溢れ、現実感が否が応でも盛り上がるから。 この1冊の舞台は北海道。亜由子は夫・和朗の浮気にほとほとくたびれている。姉の佐貴子はとっくのとうに夫には愛... 続きを読む