ユルさの秘密バッチリ解明! NHKが身近に感じられる…かもしんない

小説・エッセイ

更新日:2013/5/4

中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?

ハード : PC/iPhone/Android 発売元 : 新潮社
ジャンル:小説・エッセイ 購入元:BookLive!
著者名:NHK_PR1号 価格:1,037円

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みなさん、お早うございますコンニチハ今晩は。NHKで楽しみにしている番組が数本ある中國卓郎です。以前twitterにて、たまたま観たNHKの番組が面白かったとつぶやきました。するとその後、番組の公式アカウントから「有難うございます! 次回も宜しくどうぞ~!」的なメッセージを貰いました。その後も数回メッセージのやり取りが続いたのですが、その際に僕は何とも不思議な違和感を覚えたのです。

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それはなんと言いましょうか…言葉を選ばず正直にその時の気持ちを表しますと「NHKの番組公式twitterが“気さくで明るく社交的”だった。ってそんな馬鹿な!? あのコーキョーホーソーのNHKだぞ? “真面目で融通が利かず閉鎖的”がデフォだろうに一体どうしちゃったんだ…」ってスゲェ偏見ですけどイヤでもそれくらいビックリしたし、なんだか嬉しかったのです!

そしてあれから数ヵ月、まさかこんな本が存在していたなんて…『NHK広報のツイートはなぜユルい?』そうコレ! まさしくコレなんです! ココ最近、自分が感じたイチバンの疑問をコレ程まで的確に解明してくれそうな書物に出会えるなんて…こんなステキ体験、滅多にないです! オノレの疑問と言う渇きを満たす為、砂漠でオアシスを発見した旅人の様に僕は本書を一気にグビグビと読み干しました。

NHK広報局に勤める著者がtwitterを始めたきっかけ、そしてtwitter上で遭遇した様々なトラブルや体験が持ち前の「ユルさ」で楽しく軽快に書かれていてスルっとサクッと読めました。そして読めばきっと同じく不思議に思っていた方々は「ナルホド!」と納得&スッキリできる事でしょう。更に僕はその「ユルさ」の「強さ」を知ってチョット感動すらしちゃいました。

ちなみに…本書を読む直前、NHKに存在する様々なtwitterのユル化に影響を与えたであろう張本人にして総本山の「NHK広報局」をフォロー(お気に入り登録)してみました。その後まず目に飛び込んでキタのは「【BS11】やきゅう」ってこれ以上ないほどシンプルなつぶやきで、想像していた以上のユルさに盛大に吹きました(笑)そして現在、このユルさに魅了された(フォローしている)人々は56万人を超えております。


初期の葛藤。しかし今と基本的に変わっていない気も(笑)

同業他社とのコミニュケーションって大切ですな

NHK広報、質問に答えるの巻。回答のセンスがステキ!
(C)NHK_PR1号/新潮社