「豚しょうが焼き」に「生チョコ」も！ チョーヤ梅酒を使った「目からウロコ」のレシピ集

梅酒と言えば、飲むものとばかり考えていた私にとって、まさに「目からうろこ」の1冊『チョーヤ社員の梅酒レシピ』。梅酒をこよなく愛するチョーヤの社員とファンによる自信のメニュー70品が収められた本です。

子供の頃、おばあちゃんの作った手作りの梅酒があった我が家。そんな思い出もあり、梅酒は私にとって身近な存在でした。そして大人になってからは、居酒屋で梅酒サワーを頼むこともしばしば。チョーヤの「ウメッシュ」もお気に入り。そんな梅酒好きの私ですが、料理に使ったことはありませんでした。でも、梅酒はお酒、日本酒やワインを料理に使うように、梅酒を使えば、独特の風味の加わったおいしい料理が完成するというわけなんです。

本書では、チョーヤの梅酒「紀州」と「うめ実ごろ（梅酒を漬けたあとの梅の実、通販限定品）」を使用したさまざまなレシピが紹介されます。お手軽な「ドリンク＆スープ」から、おつまみ、そして、主菜、主食、デザートまでとなんでもそろっています。

梅酒と野菜ジュースを混ぜ合わせただけの「梅酒＆ベジジュース」。簡単だけど、自分では思いつかないジュースです。「梅酒モヒート」なんていうのも、これからの季節にぴったり。梅酒の豊かな「アロマ」でリラックス効果もバッチリです。

「梅酒香る和風カルパッチョ」は、梅酒、酢、しょうゆを合わせた特製だれがなんともおいしそうな一品。梅酒ならではの、まろやかな味わいが楽しめるのは、「梅酒ピクルス」。「さっぱり！ 鶏の梅酒煮」は、梅風味と鶏肉のハーモニーが想像できそう。一方、「梅の実ジャムのおかずトースト　チーズ＆ハム」なんていうのは、「どんな味なんだろう？」と興味をそそられる一品。主食編では、パスタにパエリア、カレーと、おなじみのメニューに梅酒が使われていて、どれも試してみたくなってしまいます。

デザートは梅酒との相性もバツグンなはず。梅酒とプレーンヨーグルトを混ぜ合わせ、梅の実をのせた「梅酒ヨーグルト」なんて、今すぐにでも作ってしまいたくなるほど、お手軽かつおいしそうなデザートです。

梅酒の効用、梅酒の作り方、チョーヤの歴史などの説明もあり、日本人の生活に根付いた果実酒「梅酒」についての「豆知識」も得られる1冊。梅酒好きの方はもちろん、料理好きの方にもお勧めの1冊です。