映像化が決定! あの三億円事件の、if…。少年達は真実に辿り着けるか?

コミック

2013/7/16

モンタージュ(1)

ハード : PC/iPhone/Android 発売元 : 講談社
ジャンル:コミック 購入元:BookLive!
著者名:渡辺潤 価格:540円

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突如自分の父親が、三億円事件の犯人だと知らされたら、どう思うだろう? しかも血だらけで、今にも息絶えてしまいそうな人に。 そしてその事件の直後から帰らぬ父…。

この物語はそんな場面から始まる。ごく普通の小学生男児だったヤマトは高校生まで成長した。当時の言葉が忘れられないものの穏やかな日々を送っていたが、父の残した重要なものを見つけて生活は一転する!

サスペンス好きにとって、なんて心踊らされる要素が満載なんでしょう。殺人、失踪、メモ、逃亡、血塗られた紙幣など。様々なものが渦巻いていて、ひとつ解決すればまた新たな謎が現れてページが止まりません。
三億円事件と聞いただけで惹き付けられる人も多いと思いますが、それに加えてこの物語には“軍艦島”も絡んできます。怪しさ倍増です。今では入ることの許されない廃墟に、自分もちょっとだけ入り込んだような不思議な気分。

また、あるきっかけで、兄弟のように育ったミクと共にヤマトは追われる身となるのですが、追われる不安で心理状態も危うさが感じられてハラハラします。回りの人物も一筋縄ではいきません。 何人か重要な人物が登場するのですが、フとした表情がなんとも恐ろしい。実際ゾッとする人物も登場するのですが、疑って回りをみると、普通の表情ですら恐ろしいような気になって来るのです。

冒頭の血だらけの男が言ってました。「誰も信用するな」と…。その言葉どおり、誰も信用できないなかで、ヤマト達は真相にたどり着けるのでしょうか。

2巻では新たな登場人物も。これまでの緊張感を和らげるような人物達に、逃走劇がちょっと緩む場面も。
3巻では、大元の三億円事件当時が少し描かれていて、その個性的な面々に何かを思うはず。
当時の人間とヤマトの繋がりとは? 目が離せません。


インパクトのある出だし。ここから物語は始まる

タイトルにもなっているモンタージュ。これは怖い

軍艦島。リアルに描写されていて不気味

この顔。ただ事ではない。怖すぎる

1巻の最後には、三億円事件と軍艦島の説明もあるので、知らない人も安心だ

2巻より。さわがしい新登場人物にかき回される場面も

3巻より。ついに三億円事件当時が描かれる
(C)渡辺潤/講談社