筋肉の名前からメーカー名まで網羅! オタクのための自転車マニュアル本

更新日:2013/7/29

図説 自転車少女―スポーツバイクはじめました

ハード : Windows/Mac/iPhone/iPad/Android/Reader 発売元 : 幻冬舎コミックス
ジャンル:趣味・実用・カルチャー 購入元:紀伊國屋書店Kinoppy
著者名:安田誠 価格:1,100円

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どうも、機材スポーツというものはマニアと親和性があるようでして。昨今の自転車ブームの影響もあってか、「女の子」+「自転車」の絵を持ってきた本は多いです。本書も、解説とともに、かわいいイラストを「みる」本であることは間違いなかろうと思うのですが、どうもそれだけじゃない。

安田誠さんの著作をみると、スーパーカーから拳銃、はたまた小学校の制服まで、なんでも図説しちゃっています。それで「なるほど」と思いましたよ。その昔、ウルトラ怪獣からラジコンまで、「なんとか大百科」という体裁にした本がはやっていたのです。その系譜ですね。

当然、中身はコミックと文字による解説ページが交互になっている作り。コミックの方は、冒頭でスポーツ自転車に初めて触れる姉妹が、導き手となる女の子と出会って…、という鉄板ストーリー。そしてコミックでの話題を受けて、解説ページが始まります。とはいっても、それほど深い話はしません。自転車の用語や、サイクル雑誌を読む前に知っておくと楽しく読める、というような浅く広い内容となっています。この辺のさじ加減もまさに大百科世代、大満足ですよ。

自転車のカテゴリーや、部品名、そしてよく雑誌などで話題になる筋肉の名称など一通り図説すると、いよいよ商品の紹介ページです。ここも、ほとんどのメーカーを平等に取り上げているのですが、注目すべき点はグレードです。とんでもなく高い、もしくは安い自転車は出さない。自転車として魅力があり、さらに「頑張れば買えるよな」っていう入門グレードに的を絞っています。夢のある話なんだけど、夢物語ではない。

読み終わる頃には、自転車ほしいなぁ、なんて思いつつ財布の中身が気になり出すこと請け合いの1冊です。


ありがちな冒頭だけど、嫌みのない作り

用語がわかると、他の本を読んでも楽しくなる

意外かもしれないが、自転車の本には筋肉の名前が出てくる

お待ちかね、自転車紹介ページ

各自転車紹介ページは、イラストが一点付く