それは友情か、それとも愛か…ヤギとオオカミの種族を超えた“絆”
更新日:2011/10/6
ヤギとオオカミ…といえば、誰もが思い浮かぶのは「オオカミと七匹の子ヤギ」でしょう。
ヤギにとってオオカミは天敵で、オオカミにとってヤギは食べ物。…けど、そんなヤギとオオカミが、心を通わせるようになったら?
犬と猿が仲良くしている写真を見て幸せな気持ちになる、ルナルーチェの葉菜とヒロでお送りいたします。
【葉菜】動物が主役の話を見ると泣いてしまう葉菜です、皆さんこんにちはー!
【ヒロ】今回紹介するお話も、とっても泣けちゃうんですよね…ううっ。
【葉菜】ああっ、まだ泣くには早いよ! まずは、あらすじ! ヤギのメイが、嵐に見舞われて小屋に逃げ込んだところ、もう一匹誰かが雨宿りにやってきた。その名はガブ。二匹はすぐに打ち解け合うが…なんとガブはヤギの天敵であるオオカミだった! 敵対関係である二匹の交流が、騒動を巻き起こすことになる…。
【ヒロ】私、これを読んでびっくりしたのが、メイとガブがお互いの正体を知った時なんですよね。一体どうなるの…? って、ハラハラして読んでたら、「そんなこと関係ない」ってばかりに二匹は仲良くなって。
【葉菜】そのやりとりがまた微笑ましくて可愛いんですよね。…でも、様々な障害が二匹を襲うことになるんです。
【ヒロ】そう。どこを読んでも泣けちゃうんですけど、なんといっても一番は雪山でのシーン! これは説明するだけで泣いちゃうので、是非読んで確かめてください…ううっ。
【葉菜】少し話は変わりますが。この作品、メイの性別が明らかになってないんですよね。だから、この作品は友情物語か、それとも愛の物語か、と、解釈の違いがあるんですけど。ヒロちゃんどう思う?
【ヒロ】どちらでもステキだと思います! 読む人によって受け取りかたが違うのもまた魅力!
【葉菜】ヤギとオオカミ、種族の違う二匹が手に手を取り、迎えた結末とは…? ハンカチを用意してご覧ください。
ヤギは嵐に巻き込まれてしまう
小屋に入り込んでくる、誰かの影
正体は…なんとオオカミ!
お互いに気づくことはなく…