遊郭に生きる女たちの栄枯盛衰を描く時代長編。貴方はどちらの花を選ぶ?

小説・エッセイ

2013/10/16

読み終えて、ほうっとため息をついた。豪華絢爛な遊郭の世界を小気味よい言い回しで綴る一大絵巻に、小説というより美術品の図録か何かを見た時のような、まさに恍惚の境地。…いや、いくら吉原が舞台の物語だからといって別にピンク色な意味ではないのだけれど。 著者の名を聞いて誰もが一番に思い出すのは、’07年に直木賞を... 続きを読む