<意外>で<面白い>台湾がここにある!!

エッセイ

2013/12/1

奇怪ねー台湾 不思議の国のゆるライフ

ハード : PC/iPhone/Android 発売元 : 東洋出版
ジャンル: 購入元:BookLive!
著者名:青木由香 価格:1,338円

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とにかく「意外」。『奇怪ねー台湾』を読んだ感想は、このひとことに尽きます。

台湾と言えば、食べ物が美味しい。
台湾と言えば、景色に風情がある。
台湾と言えば、人が優しい。

そんなイメージは持っているけれど、物理的にも見た目にも日本人と近いし、私たちとあまり変わらない生活を送っているものだとばかり思っていました。

そのイメージも勿論間違ってはいないのだろうけど、何というか、この本に描かれている台湾人は、全てが「斜め上」。

病院がありすぎだわ、大気汚染が深刻だわ、約束は守らないわ、鼻毛が飛び出ているわ、オナラとゲップはどこでもし放題だわ。別に悪くはないことでも、「それでいいのか!?」とツッコミたくなることがたくさんです。

「意外」そして「面白い」。そんな人間味溢れる台湾の人々。台湾に旅行で行ったことがある人なら、「あーこういう人見たことある」となるのかもしれませんが、しかし。それでもなおびっくりするであろう台湾人の姿が、ここにはあります。それはやはり、台湾に在住している著者の眼差しならではかもしれません。

例えば、カラオケに行った時の無法地帯っぷりなんか、観光に訪れただけでは知りようがありませんよね。約束の時間に皆が揃わないのは当たり前。氷たっぷりのマズいビールをじゃんじゃん呑む。人の歌を聴かない。一人で何曲も続けて歌う。同じ曲を違う人が何回も続けて歌う……。

ひとことで言えば、他人に気を遣わないんですね。そんな日本と180度違うカラオケの楽しみ方に、個人的にとても目から鱗が落ちました。どちらの方がいいと思うかは人それぞれですが、台湾でのそれはとにかく「楽しそう」!

そんなエピソードが盛り沢山で、こんなにも日本と生活スタイルが違う意外さに、むしろ一気に親近感を感じます。
『奇怪ねー台湾』は、文字の分量とイラストや写真などの分量が半々くらいです。そんな中、著者の可愛いイラストや構成もあいまって、もはや彼らに愛着すら湧いてしまいました。

いつか行けるといいなぁ、台湾。そしてどこまでも後ろ向きに歩き続けるサラリーマンなんかを見つけて、「奇怪ねぇ」なんて呟けたら楽しいだろうなぁ。


暗闇のショッピングロード(市場)とおもちゃのチャチャチャ

ゴミ出しと軽快な音楽

『奇怪ねー台湾』出版の経緯なんかも

本当にこのキャンペーンをやった方が良いのでは

なるほどわかりやすい台湾人成分分析