いかんせん情報が古い…が、やっぱり“ひろゆき”は面白い!

2ちゃんねる

2013/11/30

2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?

ハード : PC/iPhone/Android 発売元 : 扶桑社
ジャンル:趣味・実用・カルチャー 購入元:BookLive!
著者名:ひろゆき 価格:525円

※最新の価格はストアでご確認ください。

みずほグループによる暴力団への融資が問題になったとき、関連ニュースを検索していたら「2ちゃんねる」に行き当たった。「暴力団にお金貸すのがなんでいけないの?」という素朴な質問への「当たり前だろ。その金で花でも植えると思ってるのか」という天才的なレスを見て、やっぱり「2ちゃんねる」面白いなあと思ったものだ。

「マイスペース」や「ミクシィ」が話題に上らなくなり、ほとんどの友人が「Facebook」にばかり集まるようになっても、なお存在感を示す巨大掲示板、「2ちゃんねる」。その管理人ひろゆきこと西村博之の本、ということで手に取ってみたが、原本の発売が2006年で、いかんせん情報が古い。スマホ登場以前の書籍なので、このときすでに携帯で流れが変わるかも…的なことは書いてはあるのだが、あまりにも状況が違うのだ。

また、俎上に上がっているのがWeb2.0やセカンドライフなど、ハッキリ言ってオワコンなので、インターネットの“未来”について考察したい人にはオススメできない。しかし、ネットのキャッシュフローやアベノミクス(という言葉はまだ使われていないのだが)の正体が意外にもわかりやすく書かれているので経済問題に感心がある人にはオススメ。

また、対談相手の小飼弾が普通人に見えてくるほどひろゆきがものすごく変わっているので、面白い人間に興味がある人は手を出してみる価値はあるかも。むしろこの本をアップデートしていただき、ニコ動も成功させたひろゆきの2010年代以降の話をこそ読んでみたいのだが。


投資家だけが得をするアベノミクス。そしてその投資家たちとは100%日本人ではない。つまりアベノミクスは日本全体を潤さない

なぜ大新聞を信用せずネットを信用する人が増えたのか、対談相手の佐々木俊尚の分析

プログラムやハードウェアの用語が続出。対談途中でわかるのかな? と心配し始めた子飼へのひろゆきの発言が凄い。そのまま載せた編集者も凄いが
(C)ひろゆき/扶桑社