忘年会シーズン、秀逸な「おかしみ」を沢山仕込んでみるのもよし

お笑い

2013/12/15

100万人が笑った!「世界のジョーク集」傑作選

ハード : Windows/Mac/iPhone/iPad/Android 発売元 : 中央公論新社
ジャンル:教養・人文・歴史 購入元:紀伊國屋書店Kinoppy
著者名:早坂隆 価格:702円

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一時期、疲労がたまったり、落ち込んだりすると自己啓発書を気分転換に読んでいましたが、最近はもっぱら笑いに走る傾向にあります。個人的な印象の域を出ませんが、日本で大波小波で押し寄せるお笑いブームやこうした本の発行も、世の中疲れきっていて、「あぁ。なんとか早くすっきりしたいという」太田胃散的ニーズで「お笑い」も消費されているのでは。まとめて笑えるのですから、結構お買い得。

著者の早坂氏は、ルポライターとして世界を飛び回るだけでなく、スポーツ小説で文学賞の受賞経験もある、博識な方。

なんでもないおバカな笑いの中に、外国人から日本人がどんな風に見られているのかを垣間みる。これも立派な異文化比較の研究材料になります。

「笑い」にまじめに取り組んでいる筆者の早坂氏はあとがきで、「“笑い”とは人間の日々の生活において“大切”なものであるどころか、“必要”なものであると著者は信じる」と力説します。「笑い」を分析し、収集しまとめる、その姿勢がすでにまじめな日本人としてジョークの種になりそうですが、異文化比較が出来るまでのジョークの1冊は、なかなか他にはないのでは? その意味でも貴重な1冊。

「紛争地で笑え!」「アメリカを笑え!」「日本人を笑え!」など、章立ても魅力的。通勤の間に、リフレッシュするにはこれほど健康的な1冊もないのでは。これからお酒の席も増える季節、気の利いたジョークをいくつか覚えて、場を盛り上げるのも悪くないのでは? 軽い1冊ですが、気分転換に、異文化の勉強に、人を笑わせるのに、と色々仕えて便利な作品です。


夫が妻を、妻が夫をというジョークも万国共通なのが面白い

こういう小さいジョークは実は作るのは難しいでしょ?

国民性を笑うジョークもやっぱり面白い