中国産なのに国産扱い?知らずに食べている中国産食品の実態とは

2014/1/2

中国食品を見破れ スーパー・外食メニュー徹底ガイド

ハード : iPhone/iPad/Android 発売元 : 文藝春秋
ジャンル:教養・人文・歴史 購入元:Kindleストア
著者名:『週刊文春』特別取材班編 価格:※ストアでご確認ください

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2013年に高級ホテルなどでレストランのメニュー偽装が発覚し大きな問題となった。過去には食肉の産地偽装、ずさんな衛生管理が原因の集団食中毒など、食に関する事件は一向に絶えない。そんな中でも広く日本の食卓に浸透しているという意味で、最もタチが悪いのはやはり「中国食品」問題ではないだろうか。

中国食品における問題とは健康被害になる様々な”汚染”リスクが高いこと。日本では考えられない環境で生産され、薬物、添加物の大量使用など挙げればキリがない。本書によると、中国食品の輸入量は増加しており、スーパーや外食チェーン以外でも幅広く使用されているそうだ。企業のコスト削減や、原発事故後の国内食品放射能汚染への懸念など、一層外国産とりわけ中国産を輸入するケースが多くなっているのだ。

あまり知られていないのは中国産の米やフルーツ。お菓子や飲料で使用されている。普段お菓子で原材料の産地を確認している人はどれほどいるだろうか? さらに見分けにくいのは「加工品」だと指摘している。材料のうち国内原産の割合が50%以上を満たせば、中国産が混じっても「国産扱い」可能なのだ。裏面のラベルを見てももはや判断できないくらいだ。

本書は目次から食品、メニューのページにすぐ移動でき、生鮮食品から冷凍、加工食品にいたるまで幅広く調査されたレポートを確認できる。買い物しながら片手でチェックが可能だ。また大手外食チェーンに中国食品の使用について質問した結果を載せており、企業の安全意識を見ることもできる。加工食品についても「加工度」で分類し、分かりやすくリスクを説明している。内容は2013年の調査結果がベースであり、今後状況が変わるだろう。上記質問に無回答の企業が前向きな行動にでるよう願うばかり。

もはや中国食品には様々なリスクがあることは疑いようがない。国や企業の取り組みだけでは全く安心できない状況だ。自分と家族ができる限り安心、安全な食事ができるよう、この機会に食品を見定める目を養ってみようではないか。


中国の農業用水路…一部であって欲しい

中国食品を連想しにくいスタバでも使われている

大好きな回転寿司でも中国産からは逃れられない

各食品や外食チェーンのページに簡単に移動できるからとても便利

「中国米」についてもしっかり把握しておこう