狂気とスラップスティックの饗宴たる筒井文学の初期作品集

小説・エッセイ

2014/2/9

 今や巨匠ともいえる筒井康隆の初期短編を集めた1冊だ。  一時期30冊40冊の文庫本が書店に並んでいた頃、片端から買い込んであまりの面白さにうなりながら読みに読んだものだが、その勢いは依然衰えぬまれな作家のひとりではある。  差別語使用の咎をいわれなきものとして断筆に入ったことをみなさまがご存じかどうか、そこからの復... 続きを読む