多忙なビジネスパーソン必読!「時間の使い方」を鋭く軽快に問いかける

更新日:2011/9/5

レバレッジ時間術

ハード : PC/iPhone/iPad 発売元 : 幻冬舎
ジャンル: 購入元:電子文庫パブリ
著者名:本田直之 価格:648円

※最新の価格はストアでご確認ください。

デフォルトの文字サイズ(中)で340ページのボリュームですが4日間の通勤時間(電車の中)でラクラク読み切れた軽快な口調が特徴。 時間は「消費するもの」ではなく「投資するもの」という著者の時間哲学で貫かれていて、グサグサと刺さるキーワード・キーセンテンスが次々に登場します! しかし「時間がないことを言い訳にしない」著者は、「1年の半分をハワイで過ごす」ことを自ら実現しており、その説得力が高いのも事実。

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時間の効果的な使い方を具体的なツールを交えて提唱しているため、実用度や納得度も高いビジネス本になっているといえます。 ただ、自分で実行できる自信は、今のところ45%くらいかな。。。 縦組み/横組みや文字サイズ、明朝/ゴシックのフォントなどが設定で選べるあたりは、電子書籍ならではですね。私は新書本の感覚で読みたかったので、縦組み×文字サイズ「中」&明朝の設定で通しました。ヨコにめくり読みしましたが、違和感なく使えて、新書一冊分の持ち物が減って得した感覚です。

私にはグサッと来たプロローグのタイトル。全編を通してこんな感じです。忙しい日々の間を縫って、通勤時間に軽快に読めていくのは著者の筆力のおかげでしょうか

目次で探してピンポイントで読みたい箇所に、という場合には、青色の傍線があるところをタッチすると飛べます

飛んだ先の本文のページ。これは文字サイズ「中」の設定。右上の虫眼鏡マークがキーワードなどでの「検索」、右下の歯車のようなマークが「設定」、左下の二番目のクローバーマークが「しおり」です

「しおり」ぺージ。通勤途中や移動の合間に時間を取って読むのに便利な機能です。右上の「+」にタッチするとその時に開いている箇所がブックマークされ、読書再開のときに直近の日時を選べばそのまま呼び出せるのです

「設定」ページがこれ。私は縦組みで本をめくる感覚を楽しみましたが、好みで横組みにも変えられます。画面の向きも設定します。縦向きの設定で読んでいるときは、iPhoneを横にしても縦向きのままです

著者のスケジュール管理方法が、具体的なカレンダーの使い方を題材に紹介されています。このような図表類はタッチで拡大できるので、詳細が見やすく使い方のイメージがしやすかったです

書籍のエッセンスが詰まったエピローグ(あとがき)。私の場合、書店で購入するかどうかは、目次とあとがきで決めますが、同じように選んでいる人も多いのでは?

ちなみに横組みに設定を変更すると、こんな画面に。この場合には左右にめくるのではなく、上下にスクロールして読む形になります