これは、世界にひとつだけのぼくとアキの恋物語
公開日:2011/10/17
大切な人を亡くすというのは、一体どういうことなのだろう。どんな気持ちになるものだろう。
そんな時、あなたは一体どうしますか…?
想像しただけで涙が出てしまいそうになるルナルーチェの泣き虫組、葉菜とヒロでお送りいたします。
【葉菜】この作品の映画版を見て号泣した葉菜です、皆さんこんにちはー。
【ヒロ】私はCMだけでも泣けちゃいました。あの「助けてください!」と叫ぶシーン、今でも忘れられません…!
【葉菜】そんな涙をこらえつつ、あらすじ説明。朔太郎ことサクは、アキの両親と共にオーストラリアへと向かっていた。…アキが入っている壷と共に。サクはオーストラリアへ向かう道中、過去のことを思い出す。あの、短くも輝いていた、アキとの日々を…。
【ヒロ】最初に明かされる衝撃の事実に、まずはビックリさせられましたね。で、その後に綴られる回想を読んで、涙が…!
【葉菜】アキは死んでいる、と最初に知っているのに、生きている頃のアキの姿を描かれると、このままサクとずっと一緒にいるんじゃないか、って錯覚しちゃうんですよね。それほど、二人の関係が微笑ましくて、愛おしくて…。
【ヒロ】あ、後、サクとアキの関係もそうなんですが、サクのおじいちゃんのお話もすごく泣けちゃうんです。この世では結ばれなかったけど、その先では共に…と願うおじいちゃんの気持ちが痛いほど伝わってきて、共感しました。
【葉菜】この作品で、あの世を信じるか、という話が出てくるんですけど。それは好きな人を失った人が考えたことだ、なんて作中で書かれていますが、私は信じたいな、と思います。亡くなった人達と、また会いたいと思うから。
【ヒロ】うん、私もそう思います。サクとアキも、いつか会える…。そんな風に思うとステキですから。
【葉菜】サクとアキの、小さな恋物語。二人が迎える最後までの日々を、ゆっくりとたどってみてください。
この夢が、現実であればいいのに
アキはいないのだ、と実感する
六十億の人物から見れば、ささいなこと。けれど、ぼくにとっては…
二人の思い出の花、「アジサイ」