目で静寂を聴き、耳で郷愁を視る。坂本教授と宇宙飛行士野口さんがいざなう「地球の神秘」

Fujii_Kaoru

2011/9/4

GAIA What a wonderful world!

ハード : iPad 発売元 : TV TOKYO Communications Corporation
ジャンル: 購入元:AppStore
著者名: 価格:200円

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「・・・」。
iPhoneの画面に映る「美しさ」に引き込まれ、 帰宅中の暗い夜道で、思わず息をのんだ。
坂本龍一教授が奏でる「静寂♪」に郷里を視る。 宇宙飛行士野口さんの「感嘆!」に耳を傾ける。
地球は、この「美しさ」を魅せるために、 人類をここまで進化させたのではないか?

神からの自立をはかり、科学技術の粋を集め、 未知を既知化してきた人類。
その極点を求めて宇宙へ脱した人類は、 ふと振り返った瞬間、進化の観念を転回したのだ。
「外なる未知を拓く」から「内なる未知に気づく」へ。
「母なる大地」「水に祝福された惑星」「人工という自然」。
その破格の「美しさ」に、私たちは、ただただ息をのめばいい。
「音」と「写真」と「文字」。 「聴く」と「視る」と「読む」。
身体知覚を総動員して、想いにふけさせるこの写真集は、
iPad/iPhoneの電書が切り拓く、新しくて懐かしい旅である。

地球を見つめる人類。では、その地球と人類(宇宙船)を背後から見つめるのは神か?

この「青さ」と「静けさ♪」を手の平に遷せば、日常こそが神秘であることに気づかされる

アラビア半島に広がる砂漠。人間の血管網に見えてしまうのは私だけか?。宇宙から巨視的に遠望する砂漠と、手元で微視的に接眼する血管。その相似形を美しいと感じる理性こそ、宇宙が人類にしかけた理なのかもしれない

写真集の被写体の場所を、Googleマップですばやく検索することができる(一部マップとリンクしていないページもある)(C)TV TOKYO/BS JAPAN/TXBB