今の季節だからこそ、断捨離&収納術を学んでみませんか?

更新日:2014/4/3

マンガでわかる!収納+整理術

ハード : PC/iPhone/Android 発売元 : 学研
ジャンル: 購入元:BookLive!
著者名:宙花こより 価格:926円

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 降り注いでくる様々な形のものを瞬時に上手く組み合わせていくテトリスのように、日々増えていくモノを部屋のどこに上手く埋め込めば良いのだろうか。部屋は日に日に汚くなっていく。下手な整理をしたところでモノは消えてはくれない。汚い部屋は永遠に汚いままなのか?いやいや、せっかく春なのだから心機一転、部屋に溢れるモノの収納法を考えなおしてみてはいかがだろうか?

 『マンガでわかる! 収納+整理術』は、宙花こより氏による実体験の断捨離&整理本第2弾だ。おしゃれな暮らしからほど遠い生活を送っていた宙花家の人々が整理収納のスペシャリスト・伊藤朋美氏のアドバイスによって家を生まれ変わらせていく。今回はキッチンと収納庫を大改造!毎日の暮らしに使うものがさっと取り出せて毎日ストレスフリーに過ごせる方法を伝授している。

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 伊藤氏によれば、4人家族の家には毎日平均10個は新しいモノが入ってくる。そのうち半分を捨てたとしても、毎日5個ずつモノが増えていけば、年間で1825個もたまってしまう。だからモノをいかに減らすか、そして、どう収納するかが重要になってくるのだ。

 伊藤氏の診断によれば、宙花家の場合は収納の「開けづらさ」「わかりづらさ」「いらないモノの収納スペースの占拠」が暮らしの邪魔をしていたのだという。モノが取り出しづらいので、つい手近な場所にちょい置きしてしまい、たとえ収納しても何がどこにあるかわかりづらいので長い間使わず放置してしまう。この負のスパイラルを解決するには収納場所をつくるしかない。モノを全部だし、使っていないモノを処分し、残ったモノを収納することが必要となる。

 収納を考えるためには、正確な間取り図を作り、何をどこに置くのがベストな方法かを考えると良い。たとえば、宙花家は引き戸を開けない習慣があるため、思い切ってふすまを外して、押し入れの中に丁度良いサイズのカラーボックスを設置した。大きめの配置が決まったら、棚の中や引き出しの中も測っていき、収納の仕切りを考えよう。中くらいのものは「日」、長いものは「目」、細かいものは「田」の字の形の収納の仕切りを作るという「ヒメタの法則」に則って、モノを配置していこう。

 収納場所を上手に作ることができれば、モノを探すタイムロスが減らすことができる。手際よく家事をこなすことだって夢ではないのだ。この本を片手にもう一度、家の収納を見直してみてはいかがだろう。快適な暮らしがアナタを待っている。


理想とはほど遠い部屋のありさま

アナタはどんなタイプ?

宙花家は全部のタイプに当てはまってしまったようだ…

「ここを探せば、すべてが見つかる」という空間をつくれば、無敵

効率良い生活を送ることだって夢ではないのだ
(C)宙花こより/学研