訳者の「どうしても翻訳したかった」という思いが満載!実践重視型「できる人の習慣」系の一冊

2011/9/4

チャンスがやってくる15の習慣

ハード : iPad 発売元 : DIAMOND
ジャンル: 購入元:AppStore
著者名: 価格:500円

※最新の価格はストアでご確認ください。

ふとけんの中での「できる人の習慣」系のベスト3に入る一冊です(ちなみにこれまでのベストは、スティーブン・コヴィーの「7つの習慣」でした)。
  
この類の本はアプローチや成功したいレベルはまちまちではありますが、本書をお勧めしたい理由は以下の3つです。

【その①】実践重視型で簡潔で読みやすい。しかも電子書籍としての機能特徴をうまく生かしています。これは著者はもちろんのことですが、訳者と編集者の力量の賜物でしょう! 拍手!
  
【その②】習慣として実践しよう!と示されていることが、とてもシンプル。「習慣の実践」が簡単かどうかは読み手によっても違うことは仕方がないにしても、少しでも始められそうに思える内容や構成になっています。
  
【その③】難しい行動科学や心理学が登場せず、「人は何に頼るのか」「人はどういうときに情報を記憶するのか」「人の記憶はどれくらい残るのか」といったシンプルな「人間の法則」に基づいているので、速く読み進めます。
  
表紙の腰巻(帯)にあるように「1時間で読める」はウソではありません。そして始まりが「習慣①:人は自分にしか興味がない、と知っておく」であることが秀逸なのです。コミュニケーションの本質を最初にズバッと言い切る気持ちよさが大好きです。
  
会社や学校、家庭など身近にコミュニケーションの不味さをテクニック論だけでクリアしようとしている人がいませんか? ふとけんの回りにも。。。います(苦笑)。そんな人にお勧めしてみたい一冊なのです。

最初に登場する「人間の法則」のページです。ここを見て、色やデザイン・レイアウトがよくできた書籍だと思いました

右上の歯車(?)をタップするとこの画面が登場!不要になったマーカー箇所などは、「しおりとマーカー」から編集して削除します。「目次」ページはきちんと作られているので、この機能はうまく使いたいものの一つです

目次は細分化されていて、使いやすいです。タイトルのわかりやすさから、興味があるページにすぐ到達できます。電子書籍の基本的な特徴をきっちり生かせているという意味で、非常によいと思います

訳者である渋井真帆さんの、思いがたっぷり詰まった前書き!表紙の腰巻(帯)にも「この前書き、絶対読んで!!!」って書かれているので、ふとけんとしては読まない訳にはいきません。ここを読んで、渋井さんに会ってみたくなりました。でも、冷静に考えると、電子書籍に腰巻が付いているのは不思議な感覚。。。

本書の性質上、「秘訣」や「ルール」などがいろいろと登場します。これらのページには左下に「i」マークがあるので、ここをタップすると、補足が登場します。このシンプルな見せ方と、補則の出し方に作りのスマートさを感じます

設定画面です。文字サイズ・行間・文字色・背景色などかなり好みに沿った設定が可能です。楽しみ方のバリエーションは広いですね

本文ページは初期設定の状態でこんな感じです。フツーに読みやすいです。左上のページ数表示は、どこかまで読み進んだかアクション不要ですぐにわかるので、細かいですが親切な機能だと思います

読書中に気になったワードは、どうしていますか?WikipediaとGoo辞書の使い分けは好みですが、すぐにその場で調べられるからモヤモヤ無しで読み進められます。もう辞書で読書する時代なんですね~っ

巻末には、3ページにわたって他の書籍の案内も。タップするとそのままApp Storeに移動できますから、買い物もスムーズです。読み終わったらそのまま次の買い物へ。この便利さはヤミツキです