教科書より記憶に残る!? 歴史好き必読の「裏話」を雄略天皇~真珠湾攻撃まで収載!

2011/10/18

日本史を動かした陰謀

ハード : 発売元 : LEED Publishing CO.
ジャンル: 購入元:AppStore
著者名: 価格:400円

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■日本史を動かした陰謀/歴史の裏側を探る会/リイド社

聖徳太子架空説、菅原道真の左遷、源頼朝暗殺事件、上杉謙信暗殺説、赤穂事件、シーボルト事件…。
これらは本書に収載されているものの一部ですが、歴史を読んで紐解くことは、「想像を巡らせて楽しむ」ことに他ならない、とふとけんは考えています。自分自身がその時代に生きていない、あるいはその場に立ち会っていないからこそ、楽しみが尽きないものなのです!

その楽しみ方を「目次」で掻き立ててくれるのが本書の特徴のひとつです。いくつかその具体例を紹介しましょう。

■聖徳太子架空説 ~あの天才・聖徳太子を創ったのはあの有名人!!
■菅原道真の左遷 ~悲劇の学問の神様は、実は世渡り上手だった?
■源頼朝暗殺事件 ~名将軍も落馬する? 頼朝の不自然な死因
■上杉謙信暗殺説 ~信長に都合がよすぎる上杉謙信の突然死
■赤穂事件 ~幕府は赤穂浪士の討ち入りを陰ながら応援していた!?
■シーボルト事件 ~スパイ説は本当か!? 国外追放劇の火種となった意外な人物とは!?

どうでしょう。結構、ソソられる目次ではありませんか?本書の編集者には脱帽です。

私事ですが、ふとけんは今年の夏休みにバイクでツーリングに出かけ、念願だった武田神社(甲府市)に行ってきました。宝物殿には有名な風林火山の「孫子の旗」や、軍扇をはじめ歴史的な遺物が多く展示されていて、タイムトリップした気分で戦国時代の空気を味わうことができました。また期間限定で「長篠合戦画巻」が公開されている最中でもあり、他県ナンバーのクルマがたくさん駐車場に並ぶ相当な混雑の中、歴史が人々を魅了する力を改めて感じました。

日本は国中に有名武将・歴史上の人物と縁のある場所がたくさんあります。それらを訪れる際には、本書に載っている陰謀説や歴史の裏側など、ガイドブックや普通の情報源にはない引き出しを持つと、感慨がさらに深くなりそうです。また2年くらい前に「歴女(れきじょ)」という言葉が流行りましたが、女性には有名武将・歴史上の人物に「萌える」だけでなく、陰謀や歴史の裏側に触れることでその面白さを理解してくれる人が増えてほしいものです。歴史って、どうも男の趣味的なイメージがふとけんには強くて、寂しい気がするのです。。。


歴史の「陰謀」説は、後世まで常に付きまとうもの。本書は日本史の重大事件にフォーカスしているので、ちょっと違った角度で日本史の大きな流れや人物像をマスターできそうです。これから受験勉強を追い込む学生さんにとっては、通学時間などで気軽に楽しみながら読むのも手かもしれませんね

本書で紹介される歴史上の出来事には、すべてに【陰謀データ】が記されていて、その区分には、「虐殺」「反乱」「謀略」「暗殺」などがあり、また「陰湿度」「腹黒度」「策謀度」が★の数で表されています(★★★が最上位)。著者である「歴史の裏側を探る会」の独断と偏見を楽しみながら、読み進めたいものですね(笑)

画面の上部をタップすると、このようなガイド画面になります。本書は古代から近代まで55もの日本史の出来事を紹介しているので、目次を見ながら興味のある事件を飛ばし読みしていくことをお勧めします。ふとけんが日本史で好きなのは江戸末期~近代なので、関心を持った出来事ベスト3は「池田屋事件」「日露戦争」「伊藤博文暗殺事件」でした

歴史上の人物や地名などがふんだんに出てくるため、Goo辞書やWikipediaは知識を肉付けして深めるためにも活用したいツールといえます。ちなみに「明智光秀」と同時代の「千利休」をGoo辞書で引くと、「侘茶(わびちゃ)」「千家流」「楽茶碗」「織田信長」「豊臣秀吉」などが関連検索で広がります