企画に悩む方必見。ゲームクリエイターから学ぶ思考のレッスン

2010/12/19

ゲームデザイン脳 桝田省治の発想とワザ

ハード : iPhone/iPad 発売元 : TOSHO PRINTING CO.
ジャンル: 購入元:AppStore
著者名: 価格:1,000円

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あなたが子どもの頃なりたかった職業はなんですか? プロ野球選手? パイロット? 歌手? 漫画家? 人によって様々だと思いますが、僕の場合は断然ゲームクリエイターでした。
  
プロ野球選手を夢見る子どもがイチロー選手や松井選手に憧れるように、僕にも憧れの人がいました。それが桝田省治さん。

「天外魔境Ⅱ 卍MARU」「リンダキューブ」「俺の屍を越えて行け」etc。普通のゲーム作品とは一味も二味も、いや十味くらいは違った面白い作品に憧れを抱き、こんな発想はどこから来ているのだろうかと何度思ったことか。
  
桝田さんのゲーム創りの秘訣がわかるというのだから、見過ごすわけにはいきません。かつてゲームクリエイターに憧れた僕は、即座に購入。
  
さてさて実際に読み進めてみると、桝田さんが過去に作ったゲーム達がどんな発想から生まれ、創りだされたのかが詳細に語られています。特に驚くべきは奇抜な桝田さんの作品達も、意外なことに着想は身近なものから得ていること。必見です。
  
過去の作品の解説ばかりでなく、どのようにゲームを創っていくか、また創作のトレーニング法についてがまた読みどころ。一般論ではなく、過去の自分の作品創りをベースに話が進んでいくので、非常にわかりやすく、そして何より飽きない。量はばっちりあるのですが、軽快で読みやすいため、さくさく頭の中に入ってきます。
  
ゲームクリエイターを目指す人は言うまでもなく、クリエイティビティや企画を求められる人なら誰でも参考になるはず。なぜなら桝田さんが一番言いたいことは”考える”ことだから。考えること=思考のレッスンの継続がオリジナリティのある創作につながる。企画に悩んでいるあなた、一度目を通してみてはいかが?

画面をスライドさせることで、字の大きさは自由に変えられる。字の小ささで悩むことはありません

「俺の屍を越えてゆけ」をサンプルに具体的なゲームの創り方について言及する例。グラフ等を大きく表示できるのも電子書籍の特徴