個性的なキャラクターが繰り広げる壮大な愛と笑いのファンタジー!
更新日:2011/10/21
私この作者である津守時生氏の大ファンでございまして…。次のレビューはどれにするかと電子の海を彷徨っていた所、あるではないですか全6巻!
実本では三回位形を変えて出版されているという中々に根強い人気を誇るこの作品。実は珍獣がその3バージョンどれも購入済みだなんて事はどうでもいい話題として(そしてさらに今回電子版をも購入するという…どれだけ好きなんだよ)。
この作品の実本でのキャッチコピーは確か【『愛している』は最強の呪文】だったかな(うろおぼえ)。このキャッチコピーを覚えたまま、最後まで読了されることをお勧めいたします。意味がきっと解るはず。
決して気持ちを伝えるだけの言葉ではなく、もっと深い何かが秘められているのです…と私は思っております。 いいキャッチコピーだよね、うん。さて、肝心の内容ですが。世界観的には、「ど」ファンタジーです。
竜やらエルフやら、ユニコーンなどの幻獣と呼ばれる存在。ついでに魔法は古代魔法やら精霊魔法やら神聖魔法やらと、よりどりみどりのてんこ盛り。ファンタジー好きにはたまりませんネ! おっと涎が…(じゅるり)。
大災厄(世界滅亡の危機)を回避するために、陰の幻獣界、陽の人間界と、二つに分けられた世界。表裏一体の世界は、そのどちらかのバランスが崩れれば大災厄が起こり滅亡一直線。世界のバランスを取り戻し、世界を保つために犠牲になることを運命付けられた竜王と、その”運命の恋人”である聖騎士の青年が織り成す、世界をまたにかけたハートフル(?)ラブ(?)ストーリー! とでも説明すれば早いかな。
ちなみに、この津守時生先生の書かれる作品ですが実はBLにカテゴライズされているのです…が安心してください。ガチなBLじゃないんで! あくまでもBL風味。いや、それっぽい表現はなんとなくそこはかとなく文中にあったりするんですけど、大丈夫! 「愛してる」とか言ってるけど大丈夫! BLに抵抗ある人でもあっさりさっくり読めてしまう不思議で大変魅力的な文章をかかれていらっしゃいます。 逆に「BLだしなぁ…」という風に思って敬遠してしまうほうが勿体無い! 読んで損は無いです。ほんとに面白い(大絶賛中)!
個人的には、是非是非電車の中で読むことをお勧めいたします(iPhoneだしね!読みやすいよね!) あなたもiPhone片手に、腹筋を鍛えてみてはいかがでしょうか?
出会いがしらの事故みたいなもんでしょう
ライトノベルっぽい二つ名が付いております
大変馴染み深いような設定。日本っぽいですねー、というか漢字違うだけで読み方は都道府県。戦国時代みたいなものかな