これは真似したい! 関根勤&麻里親子にみる“笑いある”子育て術

小説・エッセイ

2014/7/15

全肯定! 関根流・ポジティブ人生相談

ハード : PC/iPhone/Android 発売元 : マガジンハウス
ジャンル:趣味・実用・カルチャー 購入元:BookLive!
著者名:関根勤 価格:977円

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 突然ですが皆さんは「ケツケツダンス」をご存知でしょうか? 知らないのも無理はありません、なぜならケツケツダンスは関根勤さんが娘の麻里さんを楽しませるために踊っていたダンスで、私も本書を読んで初めて知ったのですから。

 芸歴40年、あらゆるテレビ番組に司会者ではなく、ナンバー2のポジションとして出演するバラエティ界の名アシストであり、知名度はメジャーでありながら芸風はマニアック、最近では日本アカデミー賞の司会まで務めてしまうほど。特別な存在であり続けている関根さんですが、よく考えてみると彼が普段何を思い何を考えながら生きているのかという深い部分についてじっくり聞ける機会は今までにあまりありませんでした。

 本書はそんな関根さんの頭の中を、人生相談を通して知ることができる貴重な1冊となっているわけなのですが、中でも一番感銘を受けたのが彼の「子育て論」についてです。

 話はケツケツダンスに戻りますが、本書によるとケツケツダンスというのは、まだ麻里さんが小さかった頃に、関根さんがお風呂で彼女を楽しませるために踊っていたダンスで、それに合わせて麻里さんは父親のお尻をパーカッション代わりにして叩いていたのだそうです。

 他にも昔話を読むときにアドリブを入れたり「かえるの合唱」を一緒に歌ったりと、関根さんはとにかく娘さんを楽しませることに一生懸命だったそうで、その結果ふたりは親子ではなく仲間のような関係となり、麻里さんにはさほど大きな反抗期も訪れなかったそう。

 そして彼は自分が行っていた子育てについてこう語っています。「娘にしてあげたのは毎日笑わせること。それが僕にできるたった一つのことでした」と。…いやぁ、この言葉にはシビれましたね。

 この関根さんの子育て論に関する記述は本書のほんの一部です。他にも仕事・人間関係・性癖などテレビでは聞けない関根さんの思考がたっぷり詰まった「クドい一冊」となっていますので、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。

□構成 4.5
□文章・表現 5
□実用性 4.5
□カマキリ拳法思い出し度 5
□千葉真一マネしたくなり度 5


もちろん妄想についての相談も受けています

こんな感じだったそうです