日本の財政が破綻したら? もう、現実から目を背けている場合じゃない

2011/1/17

2011年日本経済 ソブリン恐慌の年になる!

ハード : PC/iPhone/iPad 発売元 : 東洋経済新報社
ジャンル: 購入元:電子文庫パブリ
著者名:高橋乗宣 価格:1,296円

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2010年に財政破綻したギリシャ。2011年はどの国の財政が破綻するのか。

資源インフレで日本の国債が暴落する。1ドル50円時代が来る。ギリシャ以上に深刻な日本の財政。デフレ地獄が猛威をふるう・・・と、気が滅入る内容がてんこもり。怖いもの見たさ・知りたさで一気読みしてしまった。

経済のことなど全くの門外漢だが、読みながら思ったことは、人もサービスもボーダーレスで動いている時代に、国家財政というボーダーを前提にした枠組みで考えることが、そもそも、もう無理になっているんだろうなあということだった。

知りたいのは、ではどうしたらいいのか、ということだ。本の最後でいくつか、こうした時代に生きる心構えのようなものが紹介されている。その際にキーワードとなるのが「グローバル市民主義」と、それに対する「地域社会」だという。大小の国家があったり、そのうえさらにEUのような経済ブロックがあったりするからややこしいが、グローバルとローカルの二元式で考えられればすっきりするような気がする。

これから経済だけでなくさまざまな枠組みが大きく変化して、私たちにとって未体験の世界に突入していくのかもしれない。のんきに構えていていいわけではないだろうが、どんな世界が訪れるのだろうという好奇心も沸いてくる。心配していても仕方がないので、どんな世界になっていくのか、興味津々でウォッチングしてみようと思う。

のっけから、恐慌、悪夢、破綻など、気が滅入るような言葉が並ぶ。目次をワンクリックでそのページへ

ギリシアより日本の財政は深刻で、国家破綻が近づいているという。国家を過信して依存できる時代は終わった