大瀧詠一も認めた! マキタスポーツの音楽評論に目からウロコが落ちる!

Jpop

2014/10/9

すべてのJ-POPはパクリである

ハード : iPhone/iPad/Android 発売元 : 扶桑社
ジャンル:趣味・実用・カルチャー 購入元:Kindleストア
著者名:マキタスポーツ 価格:※ストアでご確認ください

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 「マキタは売れないと思っていたんだけどなぁ。うちの事務所ではお荷物だったけど、売れてきたなぁ!やっぱり、強い事務所に行くべきかな」
 これは今から1年半ほど前の『第22回東京スポーツ映画大賞』の授賞式でビートたけしが本書の著者であるマキタスポーツ本人を前にして言ったコメントなのだそうですが、彼が活躍することをビートたけしでも予想できなかったというのは意外ですよね。

 そんな芸人・ミュージシャン・俳優・そして作家と現在活動の幅を広げている「今最も売れかけている芸人」のマキタスポーツさんがついに今年、J―POPについての独自の持論を展開する音楽評論本を世に送り出したわけなのですが、それにしてもこのインパクトのあるタイトルにはドキッとさせられるものがありました。
 なぜなら私も以前から同じようなことを思っていたからです、と言うよりおそらく音楽の好きな方なら誰もが一度はこんなことを思ったことがあるのではないでしょうか。

 そして当然そうなると肝心の中身はどうなんだと気になってくるわけなのですが、実際に読んでみると彼は自身のことを「構造分析フェチ」と呼ぶだけあって、目からウロコが落ちるような、こんなことを人に教えちゃっていいのかと思うようなことがたくさん書いてありました。

 「現代は“感動大量消費社会”」「ジャニーズ事務所はディズニーランドである」「アーティストには4つの癖がある」
読んで欲しいポイントは挙げればキリがなく、最初から最後までボロボロとウロコが落ちっぱなしになってしまうような内容なのですが、特に彼のアイドルについての評論には一番衝撃的でした。

 この本を読めばなぜ今アイドルブームが起きているのか、ただ握手券が付いていることだけがCDが売れている理由ではないんだということがよく分かりますので、今のJ―POP界の状況を知りたい方には必読の内容となっています。

 タイトルで思い切り広げた大風呂敷を彼はどのように畳んで仕舞うのか、それを楽しみにしつつ一度本書を最後まで読み進めてみてはいかがでしょうか。

□構成 4
□文章・表現 4
□実用性 5
□音楽的ネタバレ度 5
□ドラマ「HERO」うっすら思い出し度 5


マキタさんは「どこで調べてきたんだ!」と思うような具体的な数字を使って読者に説明をしてくれています。

ヒット曲でよく使われているフレーズを羅列するとこれだけの量に。まるで研究資料みたいですね。

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