青春の1ページと、ほんの少しのファンタジー

“学生”というものは、なんだか特別な存在に思える。
　　
限られた空間、限られた時間で過ごす彼らは、そうでなくなった人達から見ると眩しく見えてしょうがない存在…。
　　
そんな学生時代に戻りたいなあ…と夢見る、ルナルーチェの葉菜とちまみでお送りします。

【葉菜】学生に、1日でもいいから戻りたい葉菜です、皆さんこんにちはー！
　　
【ちまみ】わかるわぁ、私も学生に戻りたーい！ そして素敵な先輩や同級生や後輩と薔薇色の学生生活を…。
　　
【葉菜】とは言うものの、現学生の人からすると、薔薇色とは言いがたい学生生活だったりもするわけで。そういう思いを扱った、この作品のあらすじ。主人公・真里は、大阪から東京の高校へ進学することになります。そして、東京へ行く途中の飛行機で不思議な体験をし、同じ体験をした1人の男子・原田先輩が、同じ高校にいることを知る。運命の再会に、心ときめく真里だったが…！？
　　
【ちまみ】2人だけの不思議な体験…まさに運命的よね！ なによ、葉菜ちゃんったら。真里は、原田先輩と薔薇色の学生生活を送ってるじゃない！
　　
【葉菜】いやいや、そうは上手くいかないんですよ。そんな真里の学生生活に絡んでくる、高井というちょいワルな男の子がいるんですが…この男子が結構厄介でして。真里は、この男子の起こす騒動に巻き込まれちゃうんです。
　　
【ちまみ】ええーっ、そんなー！？ 原田先輩とのラブはどうなっちゃうのー！？
　　
【葉菜】いえいえ、ちまみさん。私個人の感想として、原田先輩との関係よりも、この、高井と真里の関係が気になったんですよ！2人は相容れない関係、決して寄り付かない仲なんですが、記憶のどっかに引っ掻き傷をつけていくような間柄で…。そういうのもいいと思いません？！
　　
【ちまみ】またちょっとマイナーどころをチェックしてるわねぇ…。でも、そういう楽しみ方もありよね。学生たちの関係を、それぞれじっくり追ってみるのもいいかも！
　　
【葉菜】この作品の醍醐味は、ファンタジーよりも、学生ならではの空気感にある気さえします。皆さんも、学生の頃の記憶に、少しだけ浸ってみませんか？

空に人影が！？

原田先輩との初会話

はじめて恋だと思う人

暗闇に覆われそうになる真里。そこに…！