人気和食店店主の「和弁当」レシピ。体にも心にもやさしい愛情弁当満載

2014/11/17

和食屋の和弁当

ハード : 発売元 : 主婦の友社
ジャンル: 購入元:KindleStore
著者名:笠原将弘 価格:※ストアでご確認ください

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 お弁当屋、コンビニ、スーパーと今やどこででも手軽に買えるお弁当。でも、「やっぱり、お弁当は手作りに限る!」、そう思わせてくれるのが、このレシピ本『和食屋の和弁当』。

 本書では、予約のとれない人気店「賛否両論」の店主、笠原将弘氏が、自身の思い入れのあるお弁当のレシピを披露。体に良く、そして、心もほっこりするようなお弁当の数々が並びます。有名シェフのお弁当だからといって、気取ったお弁当ではなく、ちょっと懐かしい気分になれるお弁当レシピ。笠原氏自身の思い出が詰まったドカ弁・のっけ弁から、味のバランスを考えた三菜弁当、行楽に持っていきたいちょっと豪華なお弁当、そして松花堂弁当までと、眺めているだけでもワクワクしてくるような、レシピが満載です。

 どれもこれも美味しそうなお弁当ですが、自分で作るとなると、やはり、手軽にできて、栄養満点なお弁当がいいですね。私が特にひかれたのが、「豚しゃぶごまポン弁当」。豚しゃぶごまポンに、おかかキャベツとこんにゃくのでんがく風と、栄養のバランスも良いお弁当。「おかずはすべてゆでるだけ。手間も洗い物も少ないから、時間のない日におすすめ」というシェフのコメントがうれしい限りです。

 コツは、お湯をよごさない素材からゆで、水けをしっかりきる、この2つだそう。キャベツ、こんにゃくを切る。お湯を沸かし、キャベツ、こんにゃく、豚肉の順にゆでて、水けをきる。そして、それぞれあえる。この手順で20分後にはお弁当の完成です。ごまポン、しょうゆおかか、味噌と味のバリエーションもついていて、白米も美味しくいただけそうです。

 お弁当には、主菜1つ、副菜2つ揃えたいといった方には、第2章、三菜の「和弁当」がオススメ。「さばの竜田揚げ弁当」なんて、副菜に梅干天ぷら、アスパラとピーマンの揚げびたしが入っていて、美味しそう。

 とはいえ、お弁当を作るのは忙しい朝。あれもこれもしなくちゃ! と焦ってしまわないように、シェフお勧めの常備菜のレシピも載っています。豚もも肉のみそ漬けハム、えびシューマイ、手羽先のスモークから、豆こぶ、鮭高菜そぼろ、いかの甘酢漬けと、そのまま夕食のおかずにもなるという常備菜。これがあれば、ちょっと寝坊した朝もお弁当作りが出来そうです。

「お弁当作りなら任せて!」といった方から、お弁当作り初心者まで、人気和食店のシェフならではお弁当作りが楽しめそうな1冊です。


目次を見てみると、「スペシャルのり弁」もあります。笠原流のり弁、気になりますね

「弁当作りのオキテ」。いつもより濃いめの味つけが基本です

「弁当作りのオキテ」。いつもより濃いめの味つけが基本です

手軽に作れそうな「豚しゃぶごまポン弁当」。お肉だけどあっさり食べられるバランスの良いお弁当

こんな三菜弁当の日は、ランチが待ち遠しいですね

詰め方のヒントまで載っていて、初心者にもうれしい限り

目にも鮮やかな「花見弁当」

なんとも豪華な「笠原流 松花堂弁当」。松花堂弁当を世に広めたのは笠原氏が修行していたお店の店主だといわれているそうで、思い入れも人一倍