超カルトなペダントリーの迷宮で読者を茫然とさせる圧倒的ミステリー

イースト・プレス

2011/9/4

夢野久作「ドグラマグラ」中井英夫「虚無への供物」そしてこの小栗虫太郎「黒死館殺人事件」は、ミステリーにおける日本三大奇書といわれている。    いわれているだけあって、そのヘンテコぶりは3冊それぞれに、なんというかなりふりかまわず垂れ流されていて、読み終えて腰を抜かさぬものとてないありさまだが、生意気にも20代前半に... 続きを読む