悲惨さだけが残る「戦争もの」ではない。戦時中に生きた人々の息づかいを感じてほしい

2分で読める
レビュー

映画化もされた著者の代表作『夕凪の街 桜の国』は原爆投下後の広島市を描いたものですが、この作品は戦時中の広島県呉市が舞台。主人公の浦野すずが呉市の北條周作の家に嫁ぎ、嫁としてその家族とともに暮らす日々…

本文を読む