本気の片思いはいつだって切ない。マジメ委員長×天然娘のほのぼの百合ラブコメディ
更新日:2012/6/27
ささめきこと 1
ハード : PC/iPhone/iPad/Android | 発売元 : KADOKAWA |
ジャンル:コミック | 購入元:電子貸本Renta! |
著者名:いけだたかし | 価格:525円 |
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ささ‐めき【私=語】
ささめくこと。ひそひそ話。ささやき。また、男女のむつごと。(goo国語辞書)
女の子同士がひそひそ話す内容といえば、大概が恋の話。タイトルの『ささめきこと』は辞書通りに読み取れば、「内緒の話」という意味。もうちょっと踏み込めば睦言、男女の語らいとも解釈できます。ただし、このマンガの場合は男と女の「ささめきこと」ではなくて…。
「どうして女の子同士で愛し合っちゃいけないのかしら」
「まぁた病気が始まったか」
メガネに175センチの長身がトレードマークの堅物委員長、純夏(すみか)。彼女がひそかに片思いしている相手は、「かわいい女の子が好き」と常日頃から公言している親友の女の子、汐(うしお)だ。今日もランチの場では惚れっぽい汐の口から片思いの嘆きがこぼれ、純夏は平気な顔でビシバシとそれを受け流す。鈍感な汐は、純夏の気持ちにこれっぽっちも気づいていないのだ…。
自分とは正反対の美少女ばかりを好きになる汐を前に、毎回あたふた動揺しながらも応援しようとする純夏がとにかく健気で一途でいじらしい! さらに、そんな純夏の片思いに気づいたクラスメイトが、女子の女子による女子のための部活、「女子部」の結成を純夏に持ちかけたことで、物語はさらにラブコメ寄りに。校内屈指の美少女、純夏に恋する男子生徒(女装趣味アリ)、少女小説愛好家の内気女子など個性豊かなキャラが加わって、毎回ドタバタの騒動が巻き起こります。
学園ガールズラブといえば『青い花』を思い出す人もいるでしょうが、物語のトーンはこちらのほうがカラッとした印象。百合初心者にもお勧めできる、爽やか百合ラブコメディです。
タコさんウインナを片手にため息をつく美少女・汐ちゃん
放課後の教室で、汐と純夏がまさかのファーストキス(もどき)!?
汐への片思いが簡単にバレて動揺する純夏