あなたの発言は間違っているかも?! ドキっとしたアナタは読むべきです

公開日:2011/9/4

だから女性に嫌われる

ハード : PC/iPhone/iPad 発売元 : PHP研究所
ジャンル: 購入元:電子文庫パブリ
著者名:梅森浩一 価格:650円

※最新の価格はストアでご確認ください。

このタイトルからして読者対象は男性である。
  
しかし、私は興味があった。男性著者が書いた、女性に嫌われるタイプの男性とはどんな人物像なのか?
  
おいおい、男性に分かるんでしょうか? というツッコミを入れようかと、読んでみたい衝動に駆られダウンロード。

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私も20代の会社社員時代に嫌いなオヤジがいました。もちろん素敵なオヤジもいました。でも、この境界線は決して年齢じゃないんですよね。20代でも女性から嫌われるような男性も入れば、50代、60代でも素敵なオヤジはいるわけです。
  
著者は外資系人事部長を長年勤め、1000人のクビを切ってきた「クビキラー」の異名を持つ梅森浩一氏です。人事という仕事柄、男女間のコミュニケーショントラブルなどには特に気を配っていたようです。本書には女性の本音も包み隠さず書かれています。
  
男性著者ということで、男性ならではの異性とのコミュニケーションの悩みが土台になっています。「俺は大丈夫、女性の同僚ともしっかりコミュニケーション取れてるから」なんて思っているは、読まなくてもいいですが、本当に大丈夫でしょうか? 何気なく発している言葉が、実際は女性に不快な思いをさせているかもしれないのです。
  
こんなこと、言ってませんか?
  
「うちの女の子に持っていかせますね」
  
(私はあんたの娘じゃねーよ)
  
「(仕事を頼むときに)今、忙しい?」
  
(私が忙しそうに見えないってこと? 頼むなら期限と目的をハッキリさせて言えばいいのに)
  
それに、女性の「へぇー、すごいですねー」の本当の意味って知ってますか?
  
何気ない会話で相手の女性に「すごーい」なんて言われて有頂天になっていませんか? その話の詳細を聞く質問が出るわけでもなく、ただ繰り返される「すごーい」という相槌の嵐。これは「あなたの話はつまらない、興味がない」のシグナルなんですよ!! という、内容を読んで大きくうなずきました、私。
  
ちょっと本書を読んで、自問自答してみてください。
  
もちろん、ずべての女性に当てはまることではないのですが、男性の方々、そのコミュニケーション、間違っているかもしれません。あなたの言動は女性から嫌われているかもしれないのです。
  
著者も本書で語っています。「女性に好かれようとは思わず、せめて、嫌われないようになりましょう。だって、嫌われたら職場ではマイナスになるだけで決してプラスにはならないのですから」その通りですよね。そうそう、逆もあります。私は「だから男性に嫌われる」という言動にならないように気をつけます。

目次が細かく分かれています。タイトルだけも嫌われそうなオヤジが見えてくる

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