私はメロウ。宇宙の無限の詩人

更新日:2011/9/6

火聖旅団ダナサイト999.9(フォーナイン) (1)

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ジャンル:コミック 購入元:eBookJapan
著者名:松本零士 価格:324円

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SF漫画界の巨匠・松本零士が描く、地球を舞台にした超能力大戦。
  
西暦2024年、隕石の落下、宇宙線シャワーや移動性ブラックホールとの接触で、地球は甚大な被害を受ける。おかげで、原始共同体のような社会になっていた。そんな時、惑星・スヴァンからメロウという女性が地球へやってくる。

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メロウの目的は、ブラックホールと接触する以前の地球に復元すること。メロウは女教師・森本の体に入り、生徒の台羽哲郎をはじめとする、地球のダナサイター達と接触するのだった。ダナサイターとは、ダナサイトの力で超能力を得た、999.9パーセントの完全進化人類である。そして、ダナサイトとは、DNAの記憶を自由に操り、生物の能力を発揮させる宇宙の力なのだった。
  
一方、謎の軍事巨大組織・トレーダーフォースと、その女首領・フォトンが、メロウとダナサイター達を捕獲しようとする。フォトンは、ダナサイターと宇宙へ進出しようとする人類を恐れていた。人類が宇宙へ進出すると、宇宙環境で人間が太古から持つ人間本来の能力と記憶を取り戻すと考えたからである。故に異分子や超能力者を捕獲していたのだ。そしてもうひとつの理由。それは、人類が太古の記憶を取り戻すと、フォトンが大昔、人類に犯した罪も明るみに出てしまう。フォトンは、その罪を是が非でも隠さねばならなかったのである。
  
そして地球、地球の内部空間と、月を股にかけ、メロウとフォトン、ダナサイター達を巻き込んだ戦いが展開していく。
  
なんと物語中、メロウやダナサイター達を助けてくれるのが、アルカディア号と、その設計者。あの船長の姿は出てこないが、アルカディア号の登場は、やはり松本零士ファンを唸らせる。
  

地球に飛来する隕石。その中にはメロウが

惑星・スヴァンのメロウが、地球へ赴く理由が語られる

トレーダーフォースの空母。やはりフォルムが松本零士チック

地底人の戦車。こちらもフォルムが松本零士チック

そしてメロウと台羽はフォトンに会いに、宇宙船で地球の内部へ (C)松本零士/零時社