見上げてごらん、夜の星と月を。子どもに読み聞かせたい絵本が震災支援で無料提供中
更新日:2011/10/5
「見ぃ上~げてごらん~夜のほ~しを~♪」
と、芸能人がバトンリレーで歌うのはサントリーのCMですが、こちらはたった16ページの短いおはなし。通常230円のアプリですが、今回の震災による被災者への支援として無料公開されることになりました。
いまだに繰り返される余震、被災地からの悲しい報道、拡大する原発被害。
大人たちの間に漂うピリピリした空気は、幼い子どもたちも敏感に感じ取っています。
子どもたちの不安な夜を、少しでも和らげるための一冊として。
おはなしの中に登場するのは、真っ暗な夜空で輝く月と星たちです。
やさしい輝きでぼくたちを見守ってくれる月。
小さな輝きがよりあつまって一生懸命照らしてくれる星たち。
大きな光と、小さな光。
それぞれの輝き方は違うけれど、月と星はいつも「そこ」にいる。
『夜空のおるすばん』はそんな月と星の光を紡いだ、心あたたまる小さな物語です。
普段、絵本を読まない大人には「これだけ?」と物足りなく感じるかもしれません。
でも、シンプルだからこそ何回でも繰り返して読めるのが絵本のいいところ。
「目に見えないけど そばにいる。」
そんな力強いメッセージがまっすぐに胸に届く絵本です。
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