説明不可能!自称・自動販売機少女のヘンタイ物語
公開日:2015/3/10
自動販売機 戸部さん
ハード : | 発売元 : KADOKAWA / アスキー・メディアワークス |
ジャンル: | 購入元:KindleStore |
著者名: ルーツ | 価格:※ストアでご確認ください |
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何から説明していいかわからない。そんな漫画だ。
女子大生・村蟹ハルキの家に現れた戸部さん。彼女は見た目は少女だが自称・自動販売機である。額の投入口に硬貨を入れるとジュースがでる。口から出る(わりと汚い)。乳首を押すと、お釣り用のお金がスカートの中からじゃらじゃら降って出てくる。正直説明にとても困り、うまく伝えることができないが、食事の前後には読まない方が良いということは言える。
変態行動の目立つ戸部さんに常識人のハルキが突っ込みを入れながら、舞台はハルキ家から学生食堂や駅構内など転々と移っていく。戸部さんは自動販売機ではあるのだが、凶暴な動物と戦って頻繁に返り血を浴びている状態も見受けられる。正体はおおむね不明で、他人の免許証を所持していたり、他の自販機(こちらは人間の形をしていない)と会話する術を持っていたりする。ちなみに商品の「補充」方法としては、口から直接飲料を摂取するらしい。火事の現場に居合わせ、鎮火に役立った際は、口からミネラルウォーターを噴出したが量が足りず、ジュースまで出した。
不審者でしかなかった戸部さんだが、だんだんハルキと打ち解けてくる。普通に一緒に遊んだりもする。それでも基本的にハルキ以外のキャラは破天荒で、みずほという名のATM女子(キャッシュカードを食べる)などもその不思議な日常に現れる。謎のロリコンエロシーンもある。そんなとってもクレイジーな全一巻。読んでみたいという方には是非挑戦してほしい。
自販機のあいだに挟まる戸部さん
人との会話中に2ちゃんチェックも欠かせない
食券機の隙間もお任せ
お釣りも出ます