8割の人は自分の声が嫌い! 自分の 「オーセンティックヴォイス」を探すには?

RC100

2015/3/16

8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声

ハード : 発売元 : KADOKAWA/角川マガジンズ
ジャンル: 購入元:KindleStore
著者名:山崎広子 価格:※ストアでご確認ください

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 ズバリタイトルでひきつけられた一冊。まさに、そうではないでしょうか? みなさん、自分の声、好きですか? 私は取材時の録音の書き起こしや、ビデオの翻訳などで自分の声を聞く機会が結構あります。それはそれは嫌な作業! 普段自分の声と思っている声とは全然違うし、適当に相づちを打っていたり、必要以上に愛想笑いをしていたり。テープ起こしは面倒な作業だから嫌というのではなく、自分の声や言っていたことを聞き直すというのがいやなんだとわかっていましたが、この本を読んでなるほどなるほど、と思うことが沢山ありました。

 自分の顔が嫌い、身体が嫌い、などとあちこち気にして、お化粧したり、運動を始めたりしますよね? ではなぜ声に対しては私たちは努力をしないのでしょう? その図星な指摘にまず脱帽。読み進めるうちに、声という道具がいかに私たちの深いところを支配し、影響しているかがわかります。自分自身の道具なのにいかに気にしたことがないかを痛感。魅力的な人は、声の使い方が優れている人でもある、と。

 例えば、アメリカの政治家や俳優たちは当然ながらそのトークに魅せられることがあります。それを伝えているのも声。音声学や心理学を修める著者の説明は的確で、事例に富み、わかりやすい。さて、それでは、自分の声が嫌いな人は、どうしたらよいのでしょうか? 著者はそれぞれが自分の「オーセンティックヴォイス」を探すべきだと説きます。「オーセンティックヴォイス」とはなんぞや? と思う方は是非ご一読を。

 声の訓練はアナウンサーや音楽家だけのものと思っていましたが、全くそうではありません。生まれてオギャーと言ったときから、つき合い続けている自分の声。もっと大事に、そしてもっと上手に使いたいと思わせてくれる希有な1冊です。


自分の声が嫌いな理由はふたつ。どちらに当てはまりますか?

段々大げさなことになってきたと思うなかれ。納得の連続

オーセンティックヴォイスを見つければ、自分が劇的に変わるかも!?

声から病気を診断するなんて!初耳