ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントによる、30日間で実現! 太らない体作り

2015/3/24

30日で生まれ変わる美女ダイエット

ハード : 発売元 : 幻冬舎
ジャンル: 購入元:KindleStore
著者名:エリカ アンギャル 価格:※ストアでご確認ください

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 1年中ノーメイクだし、ブヨブヨしてるところは既にあきらめてるから、「美女」とか「ダイエット」という言葉にはまったく興味がない私。でも、毎日食べるものに関しては「オタク」と呼ばれてもいいぐらい、かなりこだわり気をつかいまくっている。

 家庭菜園で育てている有機野菜は常に数十種類、レモンやオレンジ、パッションフルーツなどの実が豊富になる果物の木も15本ぐらい、広い庭を自由にかけまわる鶏やアヒルの新鮮な卵を毎日収穫、という何とも贅沢な暮らしを、つい最近までしていた。オーストラリアに住んでいるため、マーケットやオーガニック・ショップで、有機野菜や様々なヘルスフードも手に入りやすい。家で食するものは調味料に至るまで、できる限りほとんど全て有機栽培のものを選んでいるし、お付き合いなどで外食する時以外はシーフードもほとんど食べないベジタリアン食をしている。

 そんな健康食オタクの私がふと目にしたこの本。著者、エリカ・アンギャル氏が「ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタント」であるというところからして、私には縁の薄い「美女」とか「ダイエット」に興味があるキラキラした若い女性向けの軽いハウツー本なんだろうと思っていた。が、著者はオーストラリア人で、健康科学学士、栄養学も学んだオーストラリア伝統的医薬学会の会員だという。

 そこで、はたと気づいた。このタイトルの「ダイエット」は、日本語だと「痩身」や「減量」の意味で使われるが、元々英語では「食品」や「食事」という意味なのだ。例えば「ヘルシーダイエット」だと、日本語では「健康的に痩せる(こと)」意味になるけど、英語では「健康的な食事」になる。つまり、この本のタイトル「美女ダイエット」も、「美女になるための痩身」ではなく、「美女になるための食事」という意味で、著者がつけたのではないだろうか。
……そうだとすると、俄然、私も興味が出てくる。

 そして、内容はというと、やはり栄養学や健康科学を学んだ栄養コンサルタントであるという著者らしく、しっかりと理論的に身体に良い食べ物、悪い食べ物が紹介されていた。最初に彼女の食事に対する基本的な考え方やルールの紹介があり、次に1日3食のメニューとセルフケアを提案した30日間分のプログラム、そして巻末にはレシピが揃っている。

 最近は医者たちでさえ「一日一食」とか「二食」という本を書き、現代人の飽食に警鐘を鳴らしている。著者の提案する「朝食 は抜かないで」「すべての食事でたんぱく質を」などの考えは、私自身の健康哲学とは決定的に相容れないのだが、そういう人は食品の成分の話など、基本的なことを頭に入れるためだけでも読む価値があるかもしれない。そして今すぐに実践できる簡単で健康的な食事法は、美女になりたい人だけでなく、男性にも役立つはず。30日間のプログラムを参考にしながら実行するだけで、普通の人なら食生活がかなり改善され、まさに生まれ変わったように美しくなることだろう。


野菜・果物たっぷりの朝食

スクランブル豆腐と具だくさんみそ汁

食習慣や体調について、セルフチェックのためのページも

自分でできるエクササイズも図入りで分かりやすい