西洋的デジタル社会の「無料で自由」が、観世音菩薩的「無量で無碍」の絆社会を再起動する

更新日:2012/1/10

フリー 〈無料〉からお金を生み出す新戦略

ハード : iPhone 発売元 : NHK Publishing
ジャンル: 購入元:AppStore
著者名: 価格:1,200円

※最新の価格はストアでご確認ください。

タダ【無料】だったので、気軽に体験してみた。
思いのほか【無思量】超~感動したので【感無量】
blogで【無料】世界に【無碍】シェアした【無償】。
お父さん犬的無料通話(タダ友)、Facebook的SNS 、
Youtube的無料動画、Gmail的フリーソフト、。。。
いまや【無料】なしでは生きれない私たち。
そんな電網社会に心身ともに束縛される姿は、
【無の呪力】に従順な【無】宗教信者とも言える。
と【無思量】に思った。。。【ム】【ム】【ム】。。。

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21世紀の無料(フリー)は、20世紀のそれとは違う。
「貨幣経済」から「評判経済」へ。
「金銭重視」から「琴線重視」へ。
「交換社会」から「贈与社会」へ。
「みんなが無料をきっかけに、共感を共有し、公共に資して共進してゆく社会」
私たちは、そんな未来の突破口にいるのかもしれない。

アトム(原子)からビット(情報)に移行するどこかで、
おそらく、懐かしい世界が再起したのではないだろうか?
原子に縛られないから、【無料】で【自由】が加速する。
利己に縛られないから、【無量】で【無碍】が加速する。
藤井的に読み解くと、こうなるのである。

デジタル経済圏が推し進めるフリーミアム経済圏は、
思った瞬間から、時空に縛られず、
多くの幸へと救える観世音菩薩的世界観ともいえるもの。
だとしたら、いまの一見、西洋的なデジタル社会の行く末は、きわめて東洋的。
なんのかんのん言って、みんな観音様みたいになるのかも!?

著書であり、世界的ベストセラー『ロングテール』の著者であり、
私のTECH B-ing時代からの信書的存在『WIRED』の編集長。
クリス・アンダーソン。
彼が多元な視点で読み解く“21世紀の無料(フリー)社会”の本質が面白い。
語源・宗教的起源から、行動心理学、遺伝的・人口論、
そして、デジタル・テクノロジーとビジネスの変遷。。。
単なるビジネス書として以上に、
【無量】に【無碍】にアイデアが湧きたつ作品である。

本で読んだのは数年前。改めてiPhoneで読むと、【無料】が【無量】に広がる”電網社会の未来”を感じられる(っちょっと言い過ぎか;)

パワーポイント的デジタル・プレゼンテーション。図解もわかりやすい

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