AV、アダルトグッズ…女性が店主を務めるHな本屋さんで繰り広げられた、飽くなき”性”へのロマン

2015/4/2

女だけどHな本屋さんで店長してまし​た

ハード : 発売元 : KADOKAWA / メディアファクトリー
ジャンル: 購入元:KindleStore
著者名:わたなべぽん 価格:※ストアでご確認ください

※最新の価格はストアでご確認ください。

 著者の「わたなべぽん」さんは、当時働いていた古本屋である日店長に任命されました。けれどそこはただの古本屋ではありません。AVやアダルトグッズも売っているお店だったのです。

 女性が店主を務めるHな本屋さん。最初は、どのアダルトグッズを仕入れれば良いのか全く見当もつかない中のスタートでした。こっそり商品を物色したい男性客にも「レジ、女かよ~」と敬遠されることもしばしば。男性たちの警戒を解こうと、買いやすい雰囲気を出すために、派手目な格好やオーラに身を包むことにした「ぽん」さん。するとその異様な印象と長身が手伝って「あそこの店にはオカマ店長がいる」という噂に。商品を買うとオカマ店長からそっちの世界に誘われてしまうのでは、と危惧されていることを知り、地味目な服装に戻したのでした(それでも今度は”オタクのオカマがいた”と言われる始末)。

 お客様の満足のために奮闘の日々を送る「ぽん」さん。しかしそこは様々な性癖を持つ人間たちが集う隠れ家のような場所。色々なお客様への対応に苦戦します。大事な部分を丸だしにしながら何事もないように買い物をする紳士風な男性。妻が入院してから布団がさみしくて抱き枕を買いにきたものの、できれば“挑戦”したいらしく大きめの穴のあいているものをリクエストするおじいちゃん。手首の部分のみのホールアイテムに恋した男性。刑務所時代に歯ブラシの柄を真珠のように加工して、アソコに埋め込み、根性試しした親分。

 そして「ぽん」さんが苦戦したのがグッズ選び。けれど知っていくと工夫の面白いものが多く、なるほどと思わされます。声のボリュームに反応して強弱がつくホールアイテムや、一見普通のものに見えるけど実は切れ目があり穴を内蔵している枕…など。世の中にはこんな興味深いアダルトグッズがあるのか…と勉強になります。

 お客様のエピソードからグッズ知識、AV現場への立ち会いレポートなど、笑えて知識も増える、読み応えアリの満足な1冊です。


女の子というよりも、胆の据わった女主人です(笑)

お客様への優しさのつもりがオカマ呼ばわりへ…

店内装飾の基本は“いっその事ここで抜きたい”と思わせることだそうです

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