灰色狼と黒き死神のもとに舞い込む難事件…その謎を解き明かせ

小説・エッセイ

更新日:2012/3/7

GOSICK ―─ゴシック―─

ハード : PC/iPhone/iPad 発売元 : KADOKAWA
ジャンル:小説・エッセイ 購入元:電子文庫パブリ
著者名:桜庭一樹 価格:583円

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ミステリーの定番といえば、頭脳明晰な探偵役、それをサポートする相方。

魅力あふれるキャラクター達に、ロマンを感じる舞台…。

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そんなミステリーワールドに心ときめかせている、ルナルーチェの葉菜とちまみでお送りいたします。

【葉菜】小さい頃からミステリー小説が大好きな葉菜です、皆さんこんにちは! そんなわけで早速語っていこうと思います。

【ちまみ】時は1924年、ヨーロッパ。日本から留学生としてソヴュール王国の学園へやってきた九城一弥が、学園にある図書館塔で、ヴィクトリカという名の、フランス人形のように美しく、かつ天才的な頭脳を持った少女と出会い、2人の元へ舞い込む様々な事件を解決していく、っていう話だけど…。

【葉菜】とにかくヴィクトリカが可愛いんです! 毎回違うドレスを身にまとっているんですが、そのドレスの豪華さについての書き込みかたが半端ない! また、九城くんとのやりとりで拗ねたり誇ったりする感情の豊かさも彼女の魅力!

【ちまみ】いやいや、取り上げるべきは九城くんでしょ! いかにも生粋の日本人らしい生真面目で頑固なところと、実は可愛いもの好きなところから、ヴィクトリカに尽くし、守る男らしさ…もうドキドキしちゃう!

【葉菜】普段、ヴィクトリカはそんな九城くんをバカにしますが、いざという時にはヴィクトリカは九城くんに依存している、という…もう事件のことそっちのけで2人の関係性が気になりまくりです!

【ちまみ】こらこら、ちょっと前にミステリー大好きって言ったのはどなたよ。

【葉菜】それも、これもってことですよ! もちろんミステリーも本格的。幽霊の仕業?魔法? そんな風に思わせる謎が深い事件を、ヴィクトリカがその頭脳で解決に導くシーンは感嘆ものです。

【ちまみ】ミステリーとしても、物語としても、そして恋愛ものとしてもおいしいので、ぜひともじっくり堪能してね。

【葉菜】春来る黒き死神とは、そして灰色狼の秘密とは…? その謎を解くのは、あなたです。

ぐしゃり。少年が踏みつけたものとは…?

不吉な声が、なにかを予言する

少女と少年の穏やかな語り合い。細やかな描写説明が情景を浮かばせる

“野兎”とは、何を示すのか――?